子育て 学校教育課からのお知らせ

■朝来市部活動の在り方検討
朝来市部活動在り方検討委員会委員長の兵庫教育大学大学院　森田啓之教授に第1回委員会において、「今こそ地域力が試される!部活動の地域移行(≒地域展開)」というテーマで講演いただきました。
概要は以下のとおりです。
・部活動への参加は、生徒も教員も任意となっており、教育課程外の活動である。
・「やりたい種目がない」「チームが組めない」「専門外顧問の指導」「生徒も教員も部活漬け」などの課題が以前から指摘され、合同チームや外部指導者、ノー部活デーなどを取り組んだが、根本的な解決にはつながらなかった。
・予想を上回る少子化や働き方改革により、部活動改革が待ったなしの状態である。
・引き続き、学校教員が担当することは、本来業務や膨大な超過勤務などから、持続可能な取り組みとしては考えにくい。
・「これから部活動は、どうなる?」という他人事の視点ではなく、「今後の『中学生の文化・スポーツ活動』を大人としてどう整えていくか?」という自分事の視点をもって、対応する必要がある。
・未来の子どもたちのために、これからは、「一人一人の市民が自分事として真剣に考える」必要がある。
・青少年の文化・スポーツ活動「観」を変革させる。
・文化、スポーツ種目のスキルを「教える」「指導する」から、文化・スポーツを「遊ぶ」人を育てる。

これまでの委員会の内容についての詳細は本市ホームページに紹介していますので、ぜひご覧ください。

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