- 発行日 :
- 自治体名 : 兵庫県たつの市
- 広報紙名 : 広報たつの 2025年9月10日号
■保護犬・保護猫の譲渡
動物愛護センター龍野支所では、県内にお住まいで、地域の模範的な飼い主になっていただける方を対象に、保護した犬、猫を譲渡しています。条件等がありますので、保護犬、保護猫の飼育を検討されている方は、動物愛護センター龍野支所までお問い合わせください。
問合せ:動物愛護センター龍野支所
【電話】63・5146
◆ペットが迷子の時には
すぐにお近くの動物愛護センターと警察署に連絡してください。
・動物愛護センター龍野支所
【電話】63・5146
・たつの警察署
【電話】63・0110
■猫は完全屋内飼育で快適生活
猫は、本来広範囲を動き回る動物ではありません。屋外には、交通事故や怪我、病気の感染などたくさんの危険があり、迷子になって家に帰ることができなくなることもあります。
屋内空間を餌や水、トイレの設置の他に、登ったり降りたり立体的な運動ができるような工夫を行ったり、ゆっくりと休める寝床や爪とぎグッズなどを準備することで、ストレスなく快適に屋内で暮らすことができます。
■飼い主のいない猫との関わり方
飼い主のいない猫、いわゆる野良猫は、猫の社会とルールの中で生活しています。猫は餌場を確保するために、なわばりを持って単独で行動し、お互いに鉢合わせしないようにしています。しかし、人が餌を与えると餌場を確保する必要がなくなり、たくさんの猫が一カ所に群れることになり、猫同士のケンカが多発して怪我をしたり、伝染病や寄生虫が蔓延したりすることもあります。また、集まった猫同士で繁殖して増えます。
悪影響は猫だけにとどまらず、近隣を糞尿で汚す、ごみをあさるなど周辺環境に衛生上の問題も発生します。
糞尿等の清掃や不妊去勢手術を行わず、かわいそうだからと無責任に餌を与えるだけの行為は近隣トラブルの元となります。餌を与える前に、本当に猫や地域にとって良いことなのかよく考えて行動してください。
■飼い主のいない猫の不妊・去勢手術費の助成
猫に不妊手術または去勢手術を受けさせ、地域に迷惑を及ぼさないよう飼育しようとする方に対し、予算の範囲内でその手術費を助成しています。この制度を利用される際には、手術を実施する前に申請する必要があります。詳細については、環境課までご相談ください。
■犬の登録について
狂犬病予防法により、生後91日以上の犬の所有者は、飼い犬を登録することが義務付けられています。犬の登録時に交付する「鑑札」は、市外への転出等がない限り生涯に一度の交付となりますので、無くさないように注意してください。
なお、マイクロチップ装着時に行っていただく登録手続きと、市への犬の登録手続きとは異なります。
マイクロチップを装着した犬を飼われた場合や所有者情報に変更が生じた場合は、環境課・各総合支所地域振興課で手続きをお願いします。
■狂犬病予防注射について
生後91日以上の犬の所有者は、毎年1回の狂犬病予防注射を受けさせることが義務付けられています。
なお、予防注射を怠った場合は20万円以下の罰金を科される場合があります。万が一未接種の犬が咬傷事故などを起こした場合、飼い主の責任が問われますので、室内犬・屋外犬に関わらず、年に一度の予防注射をお願いします。
また、予防注射を受けた際には、必ず「狂犬病予防注射済票」の交付を受けてください。
鑑札・注射済票は、迷い犬の飼い主を探す手掛かりとなりますので、必ず首輪等につけておきましょう。
問合せ:環境課
【電話】64・3150