くらし 消防通信 vol.219

■梅雨の時期の大雨に警戒!
近年、記録的な豪雨の影響で、土砂災害のニュースを耳にすることが多いと思います。
災害から身を守るためには、私たち一人一人が日頃から備えておくことが重要です。
今回は、土砂災害から身を守るために最低限知っておくべき3つのポイントを紹介します。

1 住んでいる場所が「土砂災害警戒区域」か確認
自分の家が、土砂災害のおそれのある地区にあるかどうか、各家庭に配布されているハザードマップを利用して確認しましょう。
また、避難場所や避難経路を、多可町防災マップで確認しましょう。

2 雨が降り出したら土砂災害警戒情報に注意
土砂災害警戒情報は、テレビ、ラジオ、防災無線のほか、気象庁ホームページや兵庫県の砂防課などのホームページで確認できます。

3 警戒レベル4で全員避難
避難指示の発令(警戒レベル4)に留意しながら、避難指示が発令されていなくても、家族、親戚や地域の人たちと声をかけあい、早めに近くの避難場所など安全な場所に避難しましょう。

■土砂災害の前兆現象に注意しましょう!
土砂災害警戒情報などが発表されていなくても、次のような状況(土砂災害の前兆現象)になっていた場合は、直ちに周りの人と安全な場所に避難し、多可町役場などに連絡してください。
・がけや地面にひび割れができる、がけや斜面から水が湧き出る
・井戸や川の水が濁る、湧き水が止まる、濁る
・小石がバラバラと落ちてくる、地鳴り、山鳴りがする
・降雨が続くのに川の水位が下がる・樹木が傾く、立木が裂ける音や石がぶつかり合う音が聞こえる

問合せ:
多可出張所【電話】32-0119
多可北出張所【電話】35-0119
多可南出張所【電話】38-37-0119