くらし 令和6年度決算

決算の中心となる一般会計は、歳入が149億4,425万円、歳出は146億8,244万円となり、歳入と歳出の差引額は2億6,181万円となりました。
翌年度へ繰り越す5,156万円を差し引いた実質収支額も2億1,025万円となり黒字決算となりました。

▽歳入
149億4,425万円

▽歳出
146億8,244万円

■貯金と借金
町の貯金にあたる基金(一般会計分)は、81億3,708万円となり、前年度より増加となりました。
町の借金に当たる町債残高(一般会計分)は、145億1,840万円となり、前年度から増加となりました。町債残高のうち、過疎対策事業債や旧合併特例事業債などの町債には国の負担分があり、それを差し引いた町の実質的な負担は31億4,990万円となります。

▽貯金

▽借金

■財政の健全性
「多可町の財政は健全です!」
地方公共団体の財政の健全化に関する法律の施行により、健全化判断比率などの公表が義務づけられています。実質公債費比率、将来負担比率ともに健全化基準を下回っており、財政状況が健全であることを示しています。

▽実質公債費比率

収入に対する借金返済額の割合を表す「実質公債費比率」は、11.2%であり、早期健全化基準である25%を大きく下回っています。

▽将来負担比率

収入に対して一般会計が将来負担すべき借金などの割合を表す「将来負担比率」は、4.2%であり、早期健全化基準である350%を大きく下回っています。

■社会保障財源交付金
▽(歳入)2億5,956万円
消費税率の引き上げにより増額となる税収は社会保障財源交付金として交付され、社会保障施策などに必要な経費として使用することになっています。

▽(使い道)
・社会福祉9,531万円(児童福祉、障害者福祉、母子福祉、高齢者福祉)
・社会保険1億3,814万円(国民健康保険、介護保険、後期高齢者医療制度)
・保健衛生2,611万円(健康増進、疾病予防対策、地域医療対策、母子保健)

問合先：財政課
【電話】32-4771