しごと 市川消防団

地域の安全を守り、地域に根ざした活動を行っている消防団。防災の要として働く姿はカッコいいまちのヒーローです。
しかし、少子化や人口減少による団員数の減少など、消防団を取り巻く情勢は大きく変化しており、消防団存続のために時代に合わせて変化することが求められています。
市川町消防団でもこれまでの慣習を見直し、新たな改革を行い、消防団の体制整備を進めています。

◆現在の消防団構成
団員数:423人(令和7年9月1日時点)
▽基本団員(現役団員)
有事の際の出動に加え、平時における点検や、訓練、団内の活動する団員
+
▽[令和7年度から新たに創設]機能別団員(本部付け)
平時の活動参加はなく、有事の際の初期消火や広報活動に特化して活動する団員
『消防団改革を進めています!』

『そもそも消防団ってなに?』
消防団は、その地域に住んでいる方が、火災や水害などの有事に集まって消火や救助活動を行う組織であり、団員は非常勤の公務員として扱われます。
消防隊は消防や救急を職務としている専門家、消防団は民間企業で働く方が多く活動しています。
消防隊が到着するまでに、地域にいる消防団が活動を始めることで、被害を最小限に食い止められるのです。消防団は各団の入団条件を満たせば、誰でも入団できます。

Q.仕事との両立はできるの?毎回訓練に参加しないといけないの?
A.職務上の都合やそのほかの理由ですべての訓練に参加できなくても構いません。現在入団されている人もほとんどが活動と仕事を両立しています。
Q.活動はボランティア?
A.活動に対しては報酬が支給されます。基本団員の年額報酬は30,000円(分団員)で、災害や訓練などに従事したときは出勤報酬として1時間1,000円(災害時)支給されます。
Q.活動のメリットや退団時の報償は?
A.基本団員として5年以上勤務して退職した人は、階級と勤務年数に応じて退職報償金が支給されます。地域の人とのコミュニケーションがとれ、人命救助や防災の知識が身に付きます。
◎市川町消防団員を募集しています。今、あなたの力が必要です!

◆消防団の日々の活動をちょこっと紹介
消防団は出初式や操法のイメージが強いですが、訓練や地域の災害対応など、日々地域の皆さんの安心安全を守るための活動が大半を占めています。

▽小学校の避難訓練
小学校の避難訓練に参加し、放水体験や消防車両紹介をします。
▽水防訓練
大雨などによる水害に備え、土嚢の作り方や積み方などを確認します。
▽市川まつり
花火打上前後に打上場所周辺に放水を行い火災が起こらないようにします。
▽地域との合同訓練
地域の方と消火栓の使い方などを確認し、地域コミュニティの強化に努めます。

◆消防団長にインタビュー
▽消防団も変化が必要 市川町消防団長 品川 太志 さん
私は令和6年4月に消防団長に就任しました。
近年の消防団は団員数が減少しているにも関わらず、消防だけではなく、水害や行方不明者の捜査など、昔に比べて1人あたりの負担は大きくなっていると思います。
そこで、昨年の9月に団員に向けてアンケートをとり、操法大会を2年に1回の実施にし、出初式についても規模を縮小し行うことになりました。操法は基本動作確認として大切なので、代わりに今年はそれぞれの地区で操法訓練を行いました。
やはり、団員は30代の子育て世代が中心となっていますので、家庭にも負担をおかけしているところがあると思います。なるべく団員の負担が大きくならないようにしていきたいと思っています。
また、今回初めて消防団で防災フェスティバルを行いました。消防団を身近に感じてもらいながら、「消防団がんばってるな!」と思っていただきたいです。
最後に、やはり防災力強化には地域との連携や、住民の方の協力が不可欠です。これからも、地域との繋がりを大切にしながら消防団活動に努めてまいりますので、市川町消防団への応援をよろしくお願いします。