- 発行日 :
- 自治体名 : 兵庫県太子町
- 広報紙名 : 広報たいし 2026年1月号
■町に期待する支援‐農業を未来につなげる新たな制度‐
町長:これまでのお話を踏まえて、『こんな支援があったらうれしい』『町と一緒にこんなことやってみたい』など、どんな小さなことでも構いません。遠慮なく、思ったことを教えていただきたいと思います。
塚本:農業を始めるには、機械や資金など、最初の一歩に大きなハードルがありますが、現状では、補助の対象は営農組合に限られています。個人事業主として挑戦する人にもそうした支援があると心強いなと思っています。
特に、親元で農業を継ぐ場合や、町に戻って農業を始めたい人への後押しがあれば、『やってみよう』という気持ちにつながります。こうした仕組みが整えば、町に帰ってくる人が増え、担い手も育ち、町全体がもっと元気になると思います。
榮藤:私も同感です。営農組合と同じように、大きな面積を少人数で担う農家もあります。そうした農家も同じ土俵で支援を受けられる仕組みがあれば、農業にもっと挑戦しやすくなると思います。
町長:行政の支援は税金を使うため、個人への補助は難しい面があります。一方で、グループや組織で取り組む場合は、町としても支援しやすくなります。例えば、共同で使える農業機械や設備の導入、体験イベントの開催、販路拡大の仕組みづくりなど、グループでの取組には可能性があります。
町としても、こうした工夫を一緒に考え、皆さんの負担を減らしながら農業を未来につなげる支援を進めていきたいと思います。
議長:少し話は変わりますが、皆さんのグループ活動は令和4年度から始められ、昨年度からは「兵庫県農業青年クラブ連絡協議会」にも加入され、活動の幅を広げておられると伺っています。これから先、どのように活動を進めていかれるのか、ぜひ教えていただきたいと思います。
万壽本:県の青年クラブに加入して2年目となり、現在はグループとしてサツマイモ栽培を共同で進めています。こうしたグループでの取組は県内でも珍しく、今後は若い世代をさらに巻き込み、活動の幅を広げていきたいと考えています。町長や議長に良い報告ができるよう、これからも挑戦を続けていきます。
町長:皆さんから良い報告をいただけることを楽しみにしています。
本日は、貴重なお話をたくさん聞かせていただき、本当にありがとうございました。皆さんの挑戦と前向きな思いは、太子町の農業を守り、そして育てていく原動力です町としても、こうした取組をしっかり応援し、農業が持続可能なものとして発展できるよう、皆さんと一緒に考え、行動していきたいと思います。太子町の農業の未来を共に切り拓いていきましょう。今後ともどうぞよろしくお願いします。
