子育て 教育さよう 第55号

◆地域で見守る、新しい一歩
教育長 大森一繁

風薫る5月を迎え、新緑の上を吹き抜けるさわやかな風を感じる季節となりました。
同時に、新年度が始まってから一ヶ月が過ぎ、少しずつ疲れがたまってくる時期でもあります。
そんなときには、澄み渡る青空や、自然豊かな佐用の山々の緑に目を向けて、大きく深呼吸をすると、心も体もリフレッシュできます。
子どもたちは、新年度の始まりに期待や不安を抱きながらも、それぞれが学校生活に慣れ、自分の目標に向かって日々頑張っているところです。その前向きな気持ちを大切にし、継続していくことが大事です。一方で、生活に慣れてきたこの時期は、気の緩みから思わぬ怪我や事故が起きやすいとも言われています。今一度、家庭でも交通ルールを再確認し、子どもたちの大切な命を地域全体で見守っていけたらと考えています。
また、5月・6月には「修学旅行」や「トライやる・ウィーク」など、子どもたちが楽しみにしている行事が予定されています。さまざまな体験を通して、多くのことを学び、子どもたちがさらに成長していける機会になることを期待しています。

◆小中学校の児童・生徒数(令和7年4月1日現在)

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