- 発行日 :
- 自治体名 : 兵庫県香美町
- 広報紙名 : 広報「ふるさと香美」 第244号(令和7年7月号)
6月2日(月)から6日(金)までの5日間、3中学校の2年生130人が、町内の67事業所で社会体験活動に挑戦しました。
期間中は、各事業所や指導ボランティアをはじめ、たくさんの人のご協力をいただきながら仕事を体験し、楽しさ、厳しさ、そして喜びなどさまざまなことを学びました。
生徒を受け入れていただいた事業所や指導ボランティア、また、温かい励ましの言葉を掛けていただいた地域の皆さんには大変お世話になり、厚くお礼申し上げます。
■楽しく!真剣に!仕事を体験!
今後建設(株)では、村岡中学校の生徒が測量に挑戦しました。
小代認定こども園では、小代中学校の生徒が園児たちに本の読み聞かせを行いました。
(一財)small is wonderful(吉滝キャンプ場コテージ村)では、小代中学校の生徒が水路掃除を行いました。
兎和野高原野外教育センターでは、村岡中学校の生徒がカレーの調理に挑戦しました。
ゴダイドラッグ村岡店では、村岡中学校の生徒が商品の品出しを行いました。
特別養護老人ホームこぶし園では、小代中学校の生徒が施設内の掃除を行いました。
■行政放送や広報の取材を体験!
役場本庁舎では、香住第一中学校の嶋田琴音(ことね)さん、寺川文人(あやと)さんの2人が、行政放送、インタビューや写真撮影などの取材活動を含めた広報記事の作成などに挑戦しました。記事は、生徒が準備をした町ホームページでも公開していますので、各写真横のQRコードからご覧ください。
※詳しくは本紙をご覧ください。
○難しいけれど最後まで! ~公立香住病院~
公立香住病院では、香住第一中学校の生徒3人が看護師体験や、胃腸科の仕事の見学などを行っていました。
取材当日の午前中は、看護師体験をし、年配の人々とレクリエーションを楽しんだそうです。午後からは、レントゲンの見学をしていました。また、CT検査では魚を写し、それを観察していました。
宮下凛(りん)さんは「この仕事をしている人から言われた言葉は重みが違います。言われたことをこれからの生活でも生かしていきたいと思います」と真剣に話してくれました。
(文…嶋田琴音、写真…寺川文人)
○子どもたちの気持ちを考えて ~香住BandG海洋センター~
香住BandG海洋センターでは、香住第一中学校の生徒4人がプール掃除や塩素の追加、教室の準備などをしていました。
教室の準備を頑張っていた守山蓮人(れんと)さん、咲花真和(まさかず)さん、松井美桜(みおう)さんは「楽しかった。いろいろな人と関わることができた。日々の生活でもやらないことをした」などと話してくれました。また「プールの範囲が広くて、きれいに掃除をすることが大変だった。子どもの気持ちを考えながら準備をすることが難しかった」と語っていました。
(文…寺川文人、写真…嶋田琴音)
■体験活動を終えて…
○嶋田琴音さん
どの課も仕事が多くて大変そうでしたが、楽しそうに仕事をしていていいなと思いました。
また、行政放送の体験ができて楽しかったです!役場を希望した理由の一つだったので、できてうれしかったです。帰ってから「上手だったよ」といろいろな人に言ってもらえてうれしくなりました。
○寺川文人さん
取材は思っていたよりもやりやすかったですが、知らない人に対して取材をすることは、緊張するだろうし、難しいと思うので、改めてすごいと思いました。
また、行政放送の体験は緊張しましたが、家族や地域の人に「聞きやすかったで」と褒めてもらえてうれしかったです。