くらし 〔市政ニュース〕成年後見制度ってなに?

成年後見制度とは、認知症、知的障害、精神障害などにより判断能力が不十分となった人を対象に、家庭裁判所により選ばれた本人の権利を守る人によって、預貯金の管理(財産管理)や日常生活でのさまざまな契約など(身上監護)を支援していく制度です。
■例えばこんなとき
・最近物忘れがひどくなってきたので、財産管理や日常生活での介護サービスの利用などの契約などがしっかりできるのか不安
・認知症でひとり暮らしの母を悪徳商法などから守りたい
・今は元気だけど、ひとり暮らしなので、将来認知症になってしまったときのことが不安
成年後見制度には、将来的に認知症などの不安に備えて、あらかじめ誰にどんな支援をしてもらうかを決めておく「任意後見制度」とすでに判断能力が低下した人が利用する「法定後見制度」の2つの制度があります。
成年後見制度について知りたいことや困りごと・相談したいことがありましたら、一人で抱え込まず、まずは気軽に相談ください。高齢者・障害者本人だけでなく、その家族・近隣に住む人などからの相談も受付けています。
■相談窓口
介護福祉課 高齢者支援係【電話】内線738・745
社会福祉課障害福祉係【電話】内線735

(注)本人以外の人の申立てにより任意後見監督人の選任の審判をするには、本人の同意が必要です。