- 発行日 :
- 自治体名 : 奈良県天理市
- 広報紙名 : 広報「町から町へ」 2025年10月号
■医療費助成と医療費の適正化
市では、こどもやひとり親家庭の人、障害者の人が病気やけがをしたときに、安心して医療機関で受診してもらえるよう、福祉医療費助成制度を実施しています。
一方で、医療費は高齢化、高度化などで年々増加する傾向にあり、医療保険制度・福祉医療費助成制度をまもっていくために、医療費適正化の取組に協力をお願いします。
■病院を受診するときは
むやみに同じ病気で複数の医療機関を受診する「はしご受診」は、医療費を増やしてしまうだけでなく、かえって体に悪影響を与えてしまうおそれもあります。
また、コンビニに出かけるような軽い気持ちで、夜間や休日の診療時間外に受診していませんか。緊急度の高い患者の受け入れが難しくなるため、不要不急の時間外受診は控えましょう。
さらに、休日や夜間の受診は、受診料が高くなります。このようなことを知ったうえで、適切に受診しましょう。
▼診療時間外に急な病気で困ったとき
こども救急電話相談【電話】#8000
奈良県救急安心センター相談ダイヤル【電話】#7119
■おくすりをもらうときは
先発医薬品の特許が切れたあとに製造されるジェネリック医薬品は、先発医薬品と同じ有効成分を同量含んでいますが、先発医薬品よりも安いです。
また、ジェネリック医薬品があるお薬で、先発医薬品の処方を希望される場合は特別の料金を通常の1~3割の患者負担とは別に支払いいただく国の制度が実施されています(長期収載品の選定療養)。この追加料金は、保険診療外のため福祉医療費助成の対象外です。
薬をもらうときは、ジェネリック医薬品を選びましょう。
問合わせ:保険医療課
【電話】内線733