文化 大塩城跡/荒神祭り


場所:山添村大字大塩(おおしお)
年代:安土桃山時代
説明:大塩城は、山添村の大塩付近の有力者であった「大塩氏」の居城であったと考えられています。城の周囲の土塁(どるい)はかなり高く、最大で10m近くになるところもあります。大塩城は県道月瀬三ヶ谷線の道路拡幅工事に伴って、発掘調査が行われました。調査の結果、堀切(ほりきり)と呼ばれる敵の侵入を防ぐための堀や土塁などが見つかっています。


場所:山添村大字堂前(どうまえ)
年代:不明
説明:荒神さんのお祭りは11月28日に行われています。もともと荒神さんは火の神であり、水の神でもあって、各家庭のカマドの上にも荒神さんをお祀りしています。お祭りの当屋(とうや)は毎年順番制で村の人に松茸飯を炊いて接待し、一日中ゆっくりと語り合っていました。昔は松茸山がたくさんありましたが最近はほとんどなく、今は、シメジやシイタケご飯に代わってきました。現在はお祭りの当日、村の人たちは11時頃になると福寿寺(ふくじゅじ)(現在は公民館)に集まり、まず荒神さんにお参りをしています。その後、種々ご馳走をいただき、酒を飲み交わし、夕方まで四方山話(よもやまばなし)やカラオケによるのど自慢も飛び出して、日ごろの仕事も忘れて、一年の豊作感謝の楽しいひとときを過ごしています。