- 発行日 :
- 自治体名 : 奈良県三宅町
- 広報紙名 : 広報みやけ 令和7年11月号
■ワンダリングチャレンジとは
8月3日から8月24日まで、「ワンダリングチャレンジin奈良」(三宅町主催、ワンダリングチャレンジ事務局共催)が、三宅町を中心に開催されました。同イベントは、奈良の町を舞台に3人1組でさまざまな”ミッション”に挑戦するチーム対抗型ゲーム・イベント。ミッションを通じて多様な人と関わり、チームで協力しながら、一人ひとりがその体験を学びに変えていくプログラムです。
奈良県内では初開催となる今大会は2週間にわたって開催。8月3日に三宅町まちづくり交流センターMiiMoで開催されたオープニングイベントで「ミッション」を受け取ると、チームごとに計画を立て、三宅を中心とする奈良県内を舞台に、動画を撮ったり、調べ物をしたり…たくさんのミッションに挑戦しました。
24日のクロージングイベントでは、各チームが提出したミッションの成果に応じて、協賛各社から各賞の景品や講評が贈られました。最後に期間中に「何をしたか」「何を感じたか」「何を見つけたか」「未来にどういかすか」を振り返り。参加者たちは、ひと夏の挑戦に想いを馳せ、それぞれの糧にしていくことを誓っていました。
■開催にあたって
本イベントの開催にあたっては、「10代が必要なタイミングで、あらゆる居場所・関係性があるまちへ」をスローガンに、10代にとっての第3の居場所・第3の関係性づくりを行っている『三宅町ユースセンター』のスタッフが中心となって運営が行われました。実際に参加者たちたちのミーティングに混ざり、考えや思いを引き出すためのケアやフォローを行う運営スタッフの後押しを得て、参加者たちが前向きに取り組んでいく姿はとても印象的でした。
また三宅町内を中心に協賛企業も多数参加。中学生たちの考えや想いをしっかりと受け止めて、真剣に各賞を選定する姿に圧倒されました。とある協賛企業の社長さんは「チームでチャレンジするという理念に共感して、こういった教育をどんどん広めていってもらいたいと思い参加させてもらいました。ぜひ次回以降もあればお手伝いさせてもらいたい」と、その思いを話してくださりました。
■参加者にインタビュー
○米澤悠斗くん(式下中2年)
「成長できるようにちゃんと考えられたイベントだと思う。賞品もあって、子供のやる気を出させるのが上手いなと思いました。3人グループだったから人集まるのが難しくて、全然満足はできていないです」
○森川龍人くん(式下中1年)
「結構大変でした。ミッションの数も多かったし…もっとできたと思います」
それぞれに悔しさもにじませた2人。それでも「夏のいい思い出になりました。来年もやってみたい」と口を揃えて話してくれました。
