- 発行日 :
- 自治体名 : 奈良県吉野町
- 広報紙名 : 広報よしの 2025年6月号 No.1039
初夏になると気温が高く、じめじめとした日が増えます。このような時に多いのが食中毒です。食中毒予防三原則で食中毒を防ぎましょう。詳しくは、厚生労働省・農林水産省ウェブサイトをご覧ください。
◆食中毒予防3原則
・つけない(洗う)
・増やさない(冷蔵庫保存)
・やっつける(加熱)
◇「つけない」のポイント
・石けんやハンドソープを用い、手のひらと甲はもちろん、指と指の間、爪の間、手首などしっかり洗う。調理中は食材が変わるたびに手洗いするよう心がける。
・生で食べる野菜など、加熱しない食品は、包丁やまな板などの調理器具を別にして、生の肉や魚などに触れないようにする。(肉や魚からは“ドリップ”と呼ばれる汁が流れ出すことがあります。“ドリップ”を通じて他の食材に細菌などを付着させる可能性があるため注意してください。)
・魚や野菜、果物は調理前の水洗いをする。一方で肉の水洗いは、細菌等がシンク周辺に飛び散り、他の食材や調理器具へ付着する可能性があるため厳禁。ドリップが気になる場合は、キッチンペーパーなどで拭き取る。
◇「増やさない」のポイント
・生ものは長時間常温の環境に置く事を避け、冷蔵庫で保管する。
・冷蔵庫の温度は10度以下、冷凍庫の温度は-15度以下に保つ。
・冷凍した食品は、冷蔵庫の中で解凍するか、電子レンジや流水で短時間に解凍するのがおすすめ
◇「やっつける」のポイント
・食材は、しっかりと中まで火を通す(75度以上の温度で1分間以上加熱)。
参考:厚生労働省ウェブサイト、農林水産省ウェブサイト