- 発行日 :
- 自治体名 : 奈良県吉野町
- 広報紙名 : 広報よしの 2025年6月号 No.1039
「熱中症」を引き起こす条件は、「環境」と「からだ」と「行動」によるものが考えられます。
「環境」の要因は、気温が高い、湿度が高い、風が弱いなどがあります。
「からだ」の要因は、激しい労働や運動によって体内に著しい熱が生じたり、暑い環境に体が十分に対応できないことなどがあります。その結果、熱中症を引き起こす可能性があります。(環境省熱中症予防情報サイトより)
◆熱中症の予防
◇暑さを避ける
・エアコンや扇風機で温度をこまめに調節
・遮光カーテン、すだれ、打ち水を利用
・外出には日傘や帽子を着用
・天気の良い日は日陰の利用、こまめな休憩
・吸湿性、速乾性のある通気性のよい衣服を着用
・保冷剤、氷、冷たいタオルなどで体を冷やす
◇こまめに水分補給
室内でも、外出時でも、喉の渇きを感じていなくてもこまめに水分補給
熱中症の発症危険度を示す暑さ指数(WBGT)の予測値等情報提供サービス(環境省熱中症予防情報サイトで10月22日まで情報提供)
※本紙2次元コード参照
◆熱中症の症状
軽度:めまい、立ちくらみ、筋肉痛(こむら返りなど)、汗がとまらない
中度:吐き気、頭痛、体がだるい、脱力感
重度:意識がない、けいれん、高い体温である、呼びかけに対して返事がおかしい、まっすぐ歩けない、走れない
◆熱中症になった時の対処方法
◇意識がある、反応が正常な時
(1)涼しい場所へ避難させる。
(2)衣服を脱がせ体を冷やす。
(3)水分・塩分を補給する。
※水を自力で飲めない、または症状が改善しない場合は直ちに救急車を要請する。
◇意識がない、反応がおかしい時
(1)救急車を要請する。
(2)涼しい場所へ避難させる。
(3)衣服を脱がせ体を冷やす。
(4)医療機関に搬送する。