くらし 令和8年 新年のご挨拶
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- 発行日 :
- 自治体名 : 奈良県十津川村
- 広報紙名 : 村報とつかわ 第772号 2026年1月
■十津川村長
玉置 広之
新年あけましておめでとうございます。
村民の皆様には輝かしい新春をお迎えのことと心からお慶び申し上げます。
平素は、村政に多大なご支援・ご協力を賜り厚く御礼申し上げます。
昨年を振り返りますと、4月の村長選挙におきまして、村民の皆様の温かいご支援をいただき、第46代十津川村長として就任させていただくことになりました。厚く御礼を申し上げますとともに、責任の重大さを痛感しているところでございます。
また、国内では、2025大阪・関西万博が大阪夢洲で開催され、私たちの心に深く刻まれるような感動を与えてくれました。万博のテーマ「未来の食と技術、そして共生の社会」は、私たちがこれからの時代に向けてどのように生き、ともに協力していくべきかを改めて考えさせられるものでした。奈良県出身の映画監督である河瀨直美氏は、旧折立中学校校舎を移築し、シグネチャーパビリオン「いのちのあかし」として新たな「いのち」を吹き込んでいただき、多くの方に十津川村を知っていただく機会となりました。
関西万博が終わり、その影響が今後数年にわたって続いていく中で、私たちはこの1年をさらに成長と発展の年にするために、行動し続けなければなりません。国政におきましては、奈良県選出の高市早苗衆議院議員が奈良県初、女性初の内閣総理大臣に就任され、奈良県全体が大いに期待を寄せているところであります。
特に、国道168号五條・新宮道路の早期整備を期待しているところであり、私たちも国や国会議員の先生方、関係機関へと地域の声を届け、これまで以上に予算確保と実施体制の充実をしていただけるよう要望活動を進めてまいります。
本年は、午年であり、力強く駆け抜ける馬のように、勢いと発展に満ちた1年となるよう、未来への希望を胸に、本村の発展のため、私たちもともに一歩ずつ前進してまいりたいと思います。
近年、全国的に線状降水帯や台風による災害が多発しており、また南海トラフ大地震の発生確率が高まっている中で、本村においては防災拠点の整備が喫緊の課題と考えています。村民の皆様とも相談しながら、各地区の防災拠点の整備を進めたいと考えており、災害時だけでなく、平時にも利用できるような拠点にしていきたいと考えています。
先日、年頭所感を漢字一文字で表す機会があり、「縁」という漢字を挙げました。村長に就任させていただいてから、ご縁により新しい交流の輪を広げることができ、多くの学びの機会をいただいています。これからも人と人とのつながり、このご縁を大切にして、村政に活かしてまいります。
村政懇談会や若者と働き盛り世代のくらし座談会、婦人会との懇談会などを開催させていただき、村民の皆様から多くの意見をいただきました。子育て環境の充実や住まいの整備、交通の確保など、いただいた意見につきましては、しっかりと村政に活かして、十津川村に住み続けたいと思える村づくりを進めていきたいと考えておりますので、引き続き皆様のお力添えいただきますよう、お願い申し上げます。
本年も村民の皆様にとりまして、充実した幸せな年となりますよう心よりお祈り申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。
■十津川村議会議長
温井 利一
新年あけましておめでとうございます。
村民の皆さまには、新春を晴々しい気持ちでお迎えのこととお喜び申し上げます。
また、日頃から村議会の取組に格段のご支援、ご協力を賜っておりますこと心よりお礼申し上げます。
昨年を振り返れば、第一に、高市早苗衆議院議員が第104代内閣総理大臣にご就任されました。奈良県選出の国会議員として初の内閣総理大臣、憲政史上初の女性内閣総理大臣の誕生は歴史に刻まれる快挙であり、心からお喜びするとともに、村民、県民はもとより、多くの国民が新たな時代の始まりに大きな期待を寄せております。また、同時に、堀井巌氏が外務副大臣、佐藤啓氏が内閣官房副長官、小林茂樹氏が文部科学副大臣となられ、県関係の国会議員が閣内入りをされています。
こういった大きな流れを祝福するなかで、十津川村はどう進んでいくのか、また、進まなければならないのか、よく考えるときでもあると思います。
次に、昨年は万博の年でありました。大阪での開催は、1970年の「日本万国博覧会(EXPO’70)」以来、55年ぶりの開催で、大字折立にあった「旧折立中学校校舎」が、映画作家の河瀨直美氏プロデュースパビリオン「いのちのあかし」に活用され、「エントランス棟」「森の集会所」として、もとの姿を留めた新たな建物となり、訪れた多くの人がなつかしむ、どこかほっとさせる癒しの空間となりました。たいへんありがたいことでありました。また、期間中、万博会場内にあるアリーナでは、小原、武蔵、西川のそれぞれの保存会がステージに上がり、国重要無形民俗文化財・ユネスコ無形文化遺産の「十津川の大踊」を披露しました。十津川村の関西、日本、世界へのアピールの好機となったこととともに、郷土の文化、歴史と伝統、高潔な精神を育み、脈々と後世に伝えてくれた先人達に感謝したいと思います。
今、日本では人口減少が進み、付随する問題が生じ、それを解決するためにさまざまな地域振興策があちこちで講じられていますが、どの地域にも確実に有効となる施策など存在しません。
十津川村では、「住むところ」を課題としてとらえ、空き家・空き地の活用や空き家解体のための大変手厚い補助制度を設けております。また、賃貸住宅の建設・改修のための補助事業も実施しています。しかし、村内に住宅の需要が多くある現状のなかで、供給が十分ではありません。補助予算には限りがございますが、空き家、空き地などを所有の方で、少しでもその活用をお考えの方がおられましたら、一度役場にご相談されてはいかがでしょうか。
その他にもさまざま課題はありますが、議会としてもこれまで通り、獣害対策、集落の保全、道路・水道の維持管理、子育て・教育・福祉支援、観光・産業支援や河川環境保全、防災、文化財保護に地道に努力して参りたいと思います。
また、多くの村民が切望する国道168号高規格道路・五條新宮道路については、既に県内で「天辻」「長殿」「宇宮原から上野地・川津から野尻」「平谷から七色」の箇所が計画・事業化されています。しかし、これまでの進捗は大変遅いものとなっています。村は早期完成への要望を続けてまいります。
議会としても今年の干支である午年にふさわしく、大きな前進・飛躍ができるよう、事業の展開と経済効果、関係人口・交流人口の増加に期待しながら、村民の皆さまの安心安全を基本として、村の資源を活用しつつ、豊かな自然や歴史、文化を大切に守っていきたいと思います。
結びに、村民の皆さまのご多幸を心よりお祈り申し上げると共に、議会活動により一層のご支援、ご協力をお願い申し上げ年頭のご挨拶とさせていただきます。
