- 発行日 :
- 自治体名 : 奈良県十津川村
- 広報紙名 : 村報とつかわ 第764号 2025年5月
◇十津川村簡易水道給水条例の一部を改正する条例
生活衛生等関係行政の機能強化のための関係法律の整備に関する法律の施行及び、水道料金等の滞納者に対し料金の納付を促し、水道料金等の回収率の向上を図るため、条例の一部を改正しました。
◇十津川村国民健康保険税条例の一部を改正する条例
県下統一保険料(税)の賦課限度額が引き上げられるため及び、国民健康保険税(普通徴収)の納期限ごとの分割金額において6月期(第1期)とそれ以降の乖離を縮小させるため、条例の一部を改正しました。
◇十津川村消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例
非常勤消防団員等に係る損害補償の基準を定める政令の一部を改正する政令の施行に伴い、条例の一部を改正しました。
◇十津川村非常勤消防団員に係る退職報奨金の支給に関する条例の一部を改正する条例
消防団員等公務災害補償等責任共済等に関する法律施行令の一部を改正する政令の施行に伴い、条例の一部を改正しました。
◇十津川村条例における押印見直しに伴う関係条例の整備に関する条例
「十津川村押印等見直し方針」に基づき、押印・署名が不要と判断した条例の一部を改正しました。
◇刑法等の一部改正に伴う関係条例の整備に関する条例
刑法等の一部を改正する法律の施行に伴い、条例の一部を改正しました。
◆その他
◇指定管理者の指定について
公の施設の名称:公衆浴場
・湯泉地温泉「滝の湯」
・湯泉地温泉「泉湯」
・十津川温泉「庵の湯」
指定管理者となる団体の名称:十津川村観光協会
指定の期間:令和7年4月1日から令和9年3月31日まで
◆人事
◇人権擁護委員候補者の推薦について
人権擁護委員候補者の推薦について同意しました。(敬称略)
※詳しくは本紙をご覧ください。
◆契約
◇工事変更請負契約の締結について
契約の目的:道路災害復旧工事R4災2号 村道平谷真砂瀬線
契約の相手方:今西・太田特定建設工事 共同企業体
契約変更前請負金額:2億4316万6000円
契約変更後請負金額:2億4178万8800円
変更による減額:137万7200円
◇工事変更請負契約の締結について
契約の目的:橋梁維持修繕工事 猿飼橋
契約の相手方:長谷川・西特定建設工事共同企業体
契約変更前請負金額:8230万900円
契約変更後請負金額:8879万900円
変更による増額:649万円
◇工事変更請負契約の締結について
契約の目的:旧葛川小学校解体工事
契約の相手方:株式会社三共
契約変更前請負金額:6114万1300円
契約変更後請負金額:5886万1000円
変更による減額:228万300円
◇工事変更請負契約の締結について
契約の目的:上野地村有施設建物解体工事
契約の相手方:光和・山一・岡田特定建設工事共同企業体
契約変更前請負金額:8965万円
契約変更後請負金額:9249万1300円
変更による増額:284万1300円
◆一般質問
◇地域経済や住民生活の支援を図るため、地域商品券「とつーか」の配布を行ってきたが、生活圏域が村外であると考えられる大字竹筒、神下などの住民の利用状況はどうであったか。
また、村全体でも、どのように利用されたか、調査をしてみてはどうか。
(中拓也議員)
・答弁
地域商品券「とつーか」は、令和2年度以降、計7回発行いたしました。
第1回から第6回までの平均換金率は98.4%となっており、「とつーか」の使用率は高いものであると感じています。
一方で、広大な面積を誇る本村であるがゆえに、買い物エリアが異なる大字竹筒や神下、また北部方面の一部地域においても「使用するお店が無い」「地域の実情に合った配布方法を希望する」という声もいただいています。
商品券が利用しやすい環境づくりに関連して、村では現在村営タクシー「郷士号」を運行しています。例えば、毎日運行の実施などによる利便性の向上などにより、「郷士号」を利用いただくことで村民が村内の商店などにアクセスしやすくなることなどを考えて行きたいと思います。
買い物エリアが異なる地域での十分な利用実態の調査は行えていませんが、今後は、地域の利用実態や、地域にお住まいの皆様の声をしっかりと把握した上で、そのニーズに沿った支援を講じていくことに努めて参ります。
◇林業再生のための施策に、伐採奨励金の制度があるが、伐採後の再造林費用について何か補助はあるか。
(玉置公三議員)
・答弁
伐採奨励金は、森林所有者の手元に少しでもお金が残ることで、伐採の動機付けになればと、平成23年度から事業を開始しています。特に、住家近くについては、森林整備の観点だけでなく景観や集落環境整備のため、補助単価を加算することで、より重点的に皆伐を推進しています。
議員の質問にあります再造林に伴う費用の支援ですが、村補助では、「美しい森林づくり基盤整備事業」として、人工造林や、シカなどの被害から守る獣害防護柵の設置、そして下刈りに係る費用について、国が設定した単価の50%の補助があります。また、県の「森林資源適正管理推進事業」として、同様の作業に係る費用について、68%の補助があります。例えば、苗木代、地拵え、植え付け、苗木の運搬、防護柵の設置、下刈り、枝打ちなどについて補助金があります。
森林の伐採や再造林等を考えられている方がおられましたら、農林課までご相談いただければと思います。
■永年議員表彰
この度、玉置公三議員が村議会議員在職15年により、全国町村議会議長会表彰を受賞されました。