くらし 十津川村長選挙及び十津川村議会議員補欠選挙(選挙の結果)

十津川村長選挙及び十津川村議会議員補欠選挙は4月15日に告示、4月20日に投票が行われ、即日開票されました。
4月21日には、当選証書付与式が十津川村住民ホールで行われ、当選者に対して片山武夫十津川村選挙管理委員会委員長から当選証書が手渡されました。

■十津川村議会議員補欠選挙
◇選挙結果(敬称略)
投票結果:
・当日有権者数 2,378人
・投票者数 2,039人
・投票率 85.74%
開票結果:
・有効投票 1,982票
・無効投票 57票

候補者別得票数:
・(当選)植村京平 新 1,183票
・青木はるみ 新 799票

■新しい村議会議員に植村京平(うえむらきょうへい)氏が当選
十津川村議会議員補欠選挙は、十津川村議会に欠員が生じていたことから、村長選挙とあわせて執行されました。
1議席をめぐり、新人2人の立候補者が選挙運動を行い、開票の結果、植村京平さんが当選されました。

■十津川村長選挙
第46代 玉置広之(たまきひろゆき)村長 就任

任期満了に伴う十津川村長選挙は、2人が立候補し、無所属で新人の玉置広之さんが初当選を果たしました。
玉置さんは4月25日に初登庁し、第46代十津川村長として村政のスタートを切りました。

◇選挙結果(敬称略)
投票結果:
・当日有権者数 2,378人
・投票者数 2,039人
・投票率 85.74%
開票結果:
・有効投票 2,023票
・無効投票 16票

候補者別得票数:
・(当選)たまき 広之 新 1,202票
・小山手修造 現 821票

■十津川村長 玉置 広之
◇プロフィール
昭和60年十津川村生まれ。十津川高校卒業後、平成15年から十津川村職員。令和6年に退職し今年2月まで村森林組合総務課長。3児の父。

◇就任のご挨拶
十津川村長 玉置 広之
このたびの村長選挙におきまして、本当に多くの皆さまの温かいご支援により、第46代の十津川村長に就任いたしました。先人の皆さまがつないできた本村の歴史と伝統を顧みると、私に課せられた使命とその責任の重さに身の引き締まる思いです。
本村の課題は、やはり人口減少が進んでいることです。働きたい仕事がない、住まいがない、子育てしづらい、高齢者一人では不安で住めない。このような声を多く聞きます。

このような声に対して、私がこれまでに役場職員として21年勤務した経験を生かして、次の8つの政策を進めていきます。

1つ目、村内7区に防災拠点を整備します。
2つ目、公共施設の解体跡地への企業誘致を進めます。
3つ目、乳幼児預かりの強化として「ファミリーサポーター制度」の周知を進めます。
4つ目、「奨学金返還補助金」の新規受付を再開します。
5つ目、命の道「国道168号」や生活道路の整備を進めます。
6つ目、谷瀬の吊り橋周辺の観光施設の整備と村南部への観光客誘致を進めます。
7つ目、村有林を活用した林業従事者の育成を進めます。
8つ目、村主導の住まいの整備として、空き家の活用や高齢者が集まって安心して暮らせる住宅や、林業従事者用の住宅整備を行います。

この政策以外にも、源泉かけ流し温泉のPR強化とインバウンドの受入強化、一人で暮らす高齢者への宅配サービス、デマンドタクシーに加えてマイカーを利用した交通制度などもさらに進めていく必要があります。村民の皆さまが十津川村で暮らす中で感じている意見をお聞きし、政策に生かします。
私が村民の皆さまとお話をさせていただいた中で、一番胸に響いた言葉があります。「おかげさんで」。「私は皆さんのおかげさんで幸せに暮らせている。だからお客さんが家に来たときにお茶やお菓子を出すのは当たり前なんだ」。人と人のつながりを大切にする、この想いこそが先人の皆さんが昔からつないできた「十津川村の魂」だと感じました。
だからこそ、私は「人を大切にする村政」を進めます。村長一人では、何もできません。村民の皆さま、役場職員の皆さまの協力が必要ですので、ぜひとも皆さまからのご意見を聞かせていただき、「村民の皆さまが誇りに思える十津川村」をともにつくりましょう。

村民各位のご理解とご支援、ご協力を心よりお願い申し上げ、就任にあたってのご挨拶とさせていただきます。