- 発行日 :
- 自治体名 : 奈良県下北山村
- 広報紙名 : 広報下北山 2026年1月号
■下北山村消防団 団長 大崎 剛
新年あけましておめでとうございます。
村民の皆さまにおかれましては、希望に満ちた新春を迎えられたことと、心よりお慶び申し上げます。
平素より消防団活動に対し、深いご理解と温かいご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。
さて、昨年は、全国各地で地震や豪雨、台風などの自然災害が相次ぐ中、特に林野火災が多発した年でした。林野庁が公表している災害情報によりますと、各地で発生した林野火災の主な原因は野焼きやたき火など、人為的な火の取り扱いによるものとされています。乾燥や強風といった条件が重なることで、わずかな不注意が大きな被害につながることが改めて示されました。
本村の管内においては、幸い林野火災の発生はありませんでしたが、建物火災が発生する事案がありました。この際には、消防団が迅速に出動し、関係機関と連携した初動対応を行った結果、延焼を防ぎ、被害を最小限に抑えることができました。日頃の訓練の成果が発揮された事例であり、改めて消防団の役割の重要性を実感したところです。一方で、奈良県内でも林野火災が発生しており、災害は決して他人事ではありません。
このような状況を受け、火災予防条例が改正され、たき火に対する規制が一層強化されました。村民の皆さまには、「火の用心」の意識を高め、野焼きは非常に危険な行為であると認識していただき、草木や廃材などは燃えるごみとして適切に処分することを推奨いたします。
消防団では今後も、警戒巡視や訓練、防火啓発活動を通じ、火災をはじめとする各種災害への備えを着実に進めてまいります。団員数の減少など厳しい環境ではありますが、地域を守るという使命のもと、引き続き安全・安心な地域づくりに全力で取り組んでまいります。
結びに、本年が皆さまにとりまして災害のない、安全で穏やかな一年となりますことを祈念するとともに、今後とも消防団活動への変わらぬご理解とご協力をお願い申し上げ、新年のご挨拶といたします。
令和8年1月1日
