- 発行日 :
- 自治体名 : 和歌山県那智勝浦町
- 広報紙名 : 広報なちかつうら 2025年10月号
町では、11月8日(土)を統一訓練日※として、津波避難訓練を実施します。
近い将来発生するとされている南海トラフ地震ですが、7月30日には遠方の地震により津波警報が発表されたこともあり、日頃からの備えの大切さに気付いた方も多かったのではないでしょうか。
突然の災害時、自分や家族の命を守るのは自分自身です。地震発生後に素早く・確実に避難行動を起こすことができるかどうか、訓練に参加して確認しましょう。
訓練は、各地区の自主防災組織が主体となり実施されます。訓練実施地区には回覧を配布しますので、各地区で指定の避難場所に避難してください。
※「統一訓練」とは、特定の目的を達成するために、関係機関や組織が連携して行う訓練のことです。
町では毎年11月の初旬に、「世界津波の日」にあわせて津波避難訓練を実施しています。
■訓練内容
◇地震の想定
11月8日(土)午前9時、和歌山県で非常に強い揺れを感じる地震が発生。
地震の規模はマグニチュード8.7と推定され、那智勝浦町では最大震度6弱を観測。
◇訓練の流れ
9:00 大地震発生
※防災行政無線から、緊急地震速報(警報音と音声)が流れます。
9:03 大津波警報発表
※防災行政無線から、サイレンと大津波警報の放送が流れます。
9:30 大津波警報解除、避難訓練終了
◇訓練のポイント
・地震が発生したときは、まずは身の安全を確保(シェイクアウト)
(1)まず低く!(ドロップ)
(2)頭を守り!(カバー)
(3)動かない!(ホールドオン)
・地震の揺れがおさまったら避難開始。非常用持出袋(避難バッグ)を持って逃げましょう!
※非常用持出袋(避難バッグ)は、災害時、安全に避難するために必要最低限持ち出すものです。
避難場所には十分な非常用品があるわけではありませんので、自分のものは自分で用意して、避難の際に持っていく必要があります。
◇日頃からの備え
・非常用持出袋(避難バッグ)は、普段から準備・確認しておいて、避難する際にすぐに取り出すことができる場所に置いておきましょう。
・避難場所・避難ルートなども、避難訓練の前に確認して、安全に避難できるかどうかチェックしておきましょう。
お問い合わせ先:役場総務課防災対策室
【電話】29-7121
