- 発行日 :
- 自治体名 : 鳥取県境港市
- 広報紙名 : 市報さかいみなと 令和8年1月号
12月定例市議会が12月2日から開催され、伊達市長が市政の概要を報告しました。
(12月定例市議会で可決された主な議案は、市報2月号に掲載します)
■市民生活・地域経済の下支え
燃油をはじめとした、エネルギーや原材料等の価格の高騰が、地域経済に大きな影響を及ぼしていることから、6月には全市民に向けて、「第4弾さかいみなと応援券」を配布し、10月末で利用期限が終了しました。
最終的な利用状況は、現在集計中ですが、10月末時点で81.3%、6478万円余の利用がありました。
事業者からは、普段来店しない客層の方が利用され、お店のPRにつながったなどの声があり、一定の経済効果があったものと考えております。
今後も引き続き、関係機関と連携しながら、市民生活や地域経済を下支えしてまいります。
■市民の健康づくり
新型コロナワクチン及び季節性インフルエンザワクチンの接種につきましては、10月1日から定期接種を開始し、65歳以上の高齢者の方と60歳から64歳までの一定の基礎疾患を有する方を対象に、接種費用の助成を行っております。
加えて、市独自でも、妊産婦や乳幼児などを対象に、季節性インフルエンザワクチンの接種費用の助成を行っています。
市民の皆様におかれましては、手洗いやうがい、こまめな換気を行うなどの感染防止対策に努めていただくとともに、発症や重症化の予防効果が期待されるワクチン接種について、ご検討いただきますようお願いいたします。
本年度から実施している「目指せ!高血圧ゼロのまち事業」につきましては、9月28日に開催した「健康まつり」の中で、山陰労災病院の水田栄之助先生に「今こそ大事!知っているようで知らない高血圧・減塩の話」と題して、講演をいただき、市民の皆様に高血圧予防の啓発を行いました。
そのほか、6月から開始した「大人の高血圧予防塾」は、58人の方が、毎日の血圧測定や減塩をはじめとする適切な食生活、運動習慣の大切さなどについて学び、11月27日に7回目の講義を行い、終了したところです。
この講義を受講された方には、今後それぞれの地域で、高血圧予防についての知識を広めていただくこととしております。
また、高血圧予防につながる活動を行っている市内29事業所を「ニコニコ健康チャレンジ協賛施設等」に認定し高血圧予防につながるまちづくりの輪を広げているところであります。
歯の健康づくりにつきましては、本年度から、妊産婦歯科健康診査を開始したほか、10月からは、小学校でのフッ化物洗口を順次開始し、12月中には、すべての小学校でフッ化物洗口が実施されます。
市民の皆様が、生涯、自分の歯で食事がとれるよう引き続き、歯の健康づくりを進めてまいります。
■子育て支援
こども基本法に定める「市町村こども計画」につきましては、5月に開催した子ども・子育て会議で1回目の協議を行い、11月には、若者を対象としたアンケートの実施と2回目の協議を行いました。
引き続き、同会議での協議を進め、本年度中に計画を策定する予定としております。
10月には、本市の子育て支援策を市内外へ情報発信するため、子育て支援課の公式インスタグラムを開設しました。
保育園や幼稚園などでの、カニ集会やアートスタート事業等の活動、子育て支援サービスの紹介など、本市の取組について、「子育てするならさかいみなと〜Best City for kids〜」をPRフレーズにして、随時、情報発信を行っています。
今後も、子育て支援事業の対象の方や支援が必要な方への伝達手段を拡充するとともに、市内外へPRすることで若者や女性にも選ばれるまちづくりを進めてまいります。
■共生社会の実現
障がい者福祉につきましては、9月に「ほっとはあと福祉イベント」を開催しました。
障がいのある方の作品展示や、太鼓・ダンスなどのステージイベント、工作やニュースポーツ体験のブースなどを設け、約600人の方にご来場いただき、障がいの有無にかかわらず、参加者同士が交流し、ふれあうことで、障がいに対する理解の促進につなげました。
多文化共生につきましては、市内で生活する外国人を対象とした、日本語教室や交流会の開催など、さまざまなサポートや交流事業を継続して行っております。
9月には、地域に住む外国人と日本人を対象とした「境港市国際交流バドミントン大会」を初めて開催しました。
大会には、日本を含め、8カ国53人が参加し、スポーツを通じて、交流を行うことができました。
また、7月1日から9月5日までの間、「境港市フォトコンテスト」を2年ぶりに実施し、日本に住む20人の外国人の方から、34作品の応募がありました。
審査員による審査のほか、外国人住民に向けたフェイスブックページ「外国人のためのさかいみなとニュース」で一般投票を行い、投票期間中のアクセス数は約9万件、閲覧者数は2万4千人を超えました。
あわせて、12月号の市報に入賞作品を掲載したほか、11月に開催された「よなご国際交流フェスティバル」や「境港市人権ふれあいフェスティバル」においても応募作品の展示を行いました。
これらの取組により、多くの人に、日本に住む外国人について知っていただくとともに、国内外の外国人にも、本市のPRを行うことができました。
■水産業の振興
境漁港における1月から10月末までの水揚量は、約11万5千トンで前年比103%、水揚金額は約188億円で前年比96%と、サバ、マイワシの豊漁などにより水揚量、水揚金額ともにほぼ昨年並で推移し、4年連続で10万トン以上の水揚量を達成しております。
高度衛生管理型漁港・市場整備につきましては、11月に山陰旋網漁業協同組合が整備した、共同利用冷凍冷蔵施設が供用開始され、陸揚げから出荷まで高度衛生管理による一貫した体制が整い、これまで以上に安全・安心で高品質な水産物を供給することが可能となりました。
産地境港のPR活動につきましては、境港市産地協議会が東京でのベニズワイガニ料理教室を開催したほか、さかいみなと中野港漁村市実行委員会が大阪の百貨店で鮮魚等の試食販売を行うなど、首都圏や関西方面などで、産地境港のPRに努めております。
■農業振興
基幹作物である白ねぎにつきましては、「弓浜地区白ねぎ産地の生産振興プラン」に基づき、販売促進及びブランド化の取組として、生産者や鳥取西部農業協同組合と11月23日からの2日間、兵庫県朝来市で開催された「全国ねぎサミット2025inあさご」に参加しました。
このイベントでは、ステージでの産地PRや試食販売などを行い、全国へ向けて鳥取の白ねぎのPRを行いました。
また、12月6日には、担い手・新規就農者確保の取組として、白ねぎの収穫体験を開催する予定としております。
今後も生産者、鳥取西部農業協同組合、行政が一丸となって、西日本一の白ねぎ産地を目指して取り組んでまいります。
