くらし 令和7年度当初予算 もっと知りたいことしの琴浦町(1)

■主要事業
◆柱1 人を大切に
一人も取り残すことなく、町民一人ひとりが希望と誇りをもって暮らすことのできるまちを実現します。

◇未来を担うこどもたちの育成
・学習用タブレット整備
8,025万円〔新規〕
ICTを活用した教育を推進するため、児童・生徒に一人1台のタブレット端末を更新します。

・紙おむつ定額制サービス保護者負担軽減
69万円〔新規〕
町内のこども園・保育園で導入している紙おむつ定額制サービスの利用料の一部を町が負担し、保護者負担を軽減します。

・台湾中学生との相互交流
244万円〔継続〕
異文化理解とグローバルな人材の育成を目的に、台湾台中市の中学校と相互派遣交流を行います。

◇健康で笑顔があふれるまち
・フレイル検知事業
216万円〔新規〕
電気の使用状況とAIを用いてフレイルリスクの高い一人暮らしの高齢者を早期発見し、訪問などを行うことにより、フレイルを予防します。

・帯状疱疹ワクチン予防接種
787万円〔新規〕
帯状疱疹は、時に痛みを伴う水ぶくれが出現する病気ですが、ワクチン接種による予防効果が認められています。予防接種費用の一部を助成します。

◇みんなで支え合う地域社会
・給食食材高騰対応
1,551万円〔拡充〕
給食の質を確保するため食材費単価を増額しますが、経済的負担を軽減するため保護者負担は据置き、増額分は町が負担します。

◆柱2 地域の輪を広げる
町民一人ひとりが町政の主役として活躍できる地域づくりを推進します。

◇笑顔でつながる地域コミュニティ
・ふるさとまちづくり団体応援
200万円〔新規〕
多様な主体によるまちづくりを推進するため、ふるさと納税(個人・企業版)を活用し、地域活性化や課題解決を目的とした主体的な取組みを行う団体を支援します。

・公民館を基軸とした地域コミュニティ
新ふなのえこども園・成美地区公民館及び安田地域交流センター「安田の郷」が完成し、新たな拠点で社会教育と地域活動を行います。

◇魅力あふれる観光拠点
・サイクルステーション拠点整備
4,573万円〔新規〕
鳥取うみなみロードのエイドステーションとして道の駅「ポート赤碕」を活用するため、日韓友好資料館をサイクリングの休憩・点検場所、レンタサイクルステーションに整備します。

◇暮らしやすい地域づくり
・文字表示システム導入
452万円〔新規〕
役場窓口に、音声を文字に変換するシステムを導入します。外国語翻訳を同時に行うことにより定住外国人を支援するほか、耳の聞こえづらい人へ配慮した対応を行います。

・役場スマート窓口運用開始
447万円〔新規〕
役場で行う転入転出などのライフイベントに伴う各種手続きをひとつの窓口で完結させ、利便性向上を図ります。

・行財政情報の公開
319万円〔拡充〕
まちの予算や決算の情報を町民が容易に検索できる形でホームページに掲載します。ハザードマップなどの地理情報(航空写真・地図)も公開します。

◆柱3 輝く産業、経済の強化
町の活力であり、生活の基盤となる産業を振興し、地域経済を強化します。

◇活気あふれる地域経済
・未来人材奨学金返還支援
98万円〔拡充〕
若者のIJUターンを促進し、地域で活躍する人材の確保を目的に奨学金の返還を助成します。

・自給飼料生産緊急支援
330万円〔新規〕
飼料価格高騰の影響を受けにくい自給飼料生産体制強化のため、酪農家自らが生産する飼料作物の種子を購入する費用を助成します。

・中小企業ステップアップ支援
60万円〔拡充〕
中小事業者の競争力強化を目的に、新商品開発・販路拡大・デジタル活用による業務効率化を推進する取組みを支援します。

◇未来を拓く新産業の創出
・ワイナリー整備支援
2億7,854万円〔新規〕
民間が実施するワイナリー整備事業を支援し、地域農業や産業、観光を中心とした地域振興を目指します。

◇羽ばたく琴浦ブランド
・大阪・関西万博関西パビリオンの多目的エリア出展
85万円〔新規〕
2025大阪・関西万博において、鳥取県中部への誘客・PRをするため、中部1市4町が一体となり関西パビリオンの多目的エリアに出展します。

・がんばる養殖支援
2,400万円〔新規〕
とっとり琴浦グランサーモンのブランド化を推進するため、養殖事業者が行う生産性向上の取組みを支援します。

◆柱4 壊さない環境、活かす施設
地球温暖化対策や災害対策、便利で快適な公共施設の改修を行います。

◇未来へつなぐ豊かな自然環境(GX)
・プラスチック分別回収の開始
2,159万円〔新規〕
令和7年度から対象業種・助成率など、制度内容を変更します。令和7年10月からプラスチックの分別回収を開始します。これまで燃やしていたプラスチックを資源として再商品化し循環型社会の形成を推進します。

・公共施設ZEB化改修可能性調査
1,119万円〔新規〕
赤碕地域コミュニティーセンターを環境に優しい施設として改修するため、ZEB化に向け施設の構造や設備を調査します。
※ZEBとは、省エネと創エネにより消費エネルギーを減らすことを目指した建物

・自治会公民館LED化支援
100万円〔新規〕
蛍光灯の製造が令和9年末で禁止されることから、自治会公民館のLED化を推進するため、LED照明へ移行経費の一部を助成します。
(令和9年度までの3ヶ年限定)

◇安全・安心で快適な暮らし
・防災行政情報伝達システム導入
3億2,658万円〔新規〕
防災行政無線設備の老朽化により、新たな情報伝達手段として、携帯電話網を活用したシステムを導入します。アプリを活用し、個人のスマートフォンやタブレットでの受信が可能となります。

・浸水被害防止対策
3億4,025万円〔継続〕
豪雨時の浸水被害を防止のため、田越・笠見地区、三保・釛地区及び公文地区の対策工事を行います。

◇生活を豊かにする施設活用
・東伯総合公園サッカー場改修
3億5,781万円〔新規〕
年間を通じた町民のスポーツ・レクリエーション活動の場を確保するため、サッカー場の芝生を天然芝から人工芝へ張り替えます。