くらし ~命を守る防災コラム~ 防災のススメ


つい最近、スマートフォンが急に充電しなくなり、ショップへ修理に行ったところ修理不能で新品に交換となりました。ついでに古いモバイルバッテリーも大丈夫かどうか確認のために充電していたところ、数分で本体が熱くなったため、火災になってはいけないと思い充電を止めて廃棄することにしました。ちょうどその頃、西部消防局が作成した「住宅における電気火災に注意」というリーフレットが目に留まったので、火災予防対策として参考までに一部内容をご紹介したいと思います。
近年の住宅火災は、全国的に電気器具類を発火源とする火災が増加傾向にあるそうです。主な原因は3つで、(1)家電製品の不適切な使用による出火、(2)配線の踏みつけやたこ44足配線などによるコード・プラグ類からの出火、(3)モバイルバッテリーのように繰り返し充電して使用できる充電式電池・リチウム電池などからの出火、が増加しているそうです。特に充電式電池は、ぶつけたり濡らしたりしてしまった時は、電池に異常がないかしっかり確認し、電池が膨らむなど少しでも異常があれば使用をやめましょう。
充電式電池は近年使用が増え、それに伴い火災件数も増えていることから、一定の安全が確保されているPSEマークが表示されているものを使用することをお勧めします。

※PSEマークとは
電気用品安全法に基づき、電気用品が安全基準を満たしていることを示すマークです。