しごと キラリと輝く方々をご紹介♪ キラリ★なんぶびと Vol.49


集落営農組織「ふるさと宮米」の代表を務める永江博志さん。
ふるさと宮米は「地域の田んぼは地域で守る」という前会長の思いのもと、平成26年に永江さんを含む地元の農家5人で立ち上げられました。
立ち上げ当初は「集落営農のノウハウがなく、何をどうしたらいいのかという思いがあった。」と語ります。しかし、町の補助金などを活用してトラクターなどの大型機械を導入し、地域の消防団や婦人会などから協力を得ることで乗り越え、当初3haほどだった農地も10ha以上にまで広がりました。
高齢化や担い手不足の問題もある中、今後は農業用のドローンの導入なども検討しているといい、新たな可能性に挑戦することにも前向きです。
さらに、地域の小学校のコミュニティ・スクールで推進委員なども務めており、毎年、子どもたちに田植えや野菜の種まき、収穫体験の場を提供しています。「子どもたちが田んぼに入りはしゃいでいる姿や、自分で作った作物を手に取り喜んでいる姿を見るのはとてもうれしい」と話す、永江さん。これらの体験が、将来の地域農業の担い手へ繋がることを願っています。
設立から10年以上が経過し「地域の田んぼは地域で守る」という設立当初からの揺るぎない思いを胸に、永江さんとふるさと宮米の挑戦はこれからも続きます。