子育て 『まなびや縁側江府拠点つぶやき通信No.9

■2025年の振り返り
あっという間に2025年が過ぎ去り、新年を迎えました。今年度も残すところあと3か月を切り、月日が流れる早さをあらためて実感しております。私は2025年4月に着任して以来、「まなびや縁側をどのように運営していくべきか」という問いを常に持ち、模索しながら日々を過ごしてまいりました。着任当初、最初に直面した大きな壁は、生徒たちとのコミュニケーションでした。これまで年齢の離れた生徒と接する機会は少なく、また、ほとんどの生徒と「初めまして」という状況の中で、どのような活動から手をつけていけばよいのか、戸惑うことも少なくありませんでした。そこで、個々の生徒とじっくり向き合うことはもちろん、まずは「より多くの生徒と満遍なく接点を持ちたい」という想いから、新たな試みとして「まなびやクエスト」という仕組みを導入しました。あえて細かなルールは定めず、特定の条件を達成した際にポイントを付与するという遊び心のあるシステムです。これにより、生徒たちとの自然な会話のきっかけが生まれることを期待しました。結果として、一部の生徒が熱心に活用してくれたほか、イベント参加時にポイントを付与することで、ポイント交換を通じた交流の輪が広がる場面も見られました。また、このクエストを通して「まなびや縁側」の大きな目的の一つである「やらいや精神(自ら主体的に動こうとする意欲)」が育まれたことも大きな収穫でした。実際に、生徒自身が企画から実施までを主導したイベントが3件も実現したことは、私にとって何よりの励みとなりました。2026年という新しい年が始まったばかりですが、次年度に向けて、昨年得た貴重な知見や経験を最大限に活かしていきたいと考えています。まなびや縁側をより良い居場所に改善し、さらに新しいことにも積極的にチャレンジしてまいります。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
講師:加藤紘也