- 発行日 :
- 自治体名 : 島根県出雲市
- 広報紙名 : 広報いずも 2025年6月号
■鵜鷺コミュニティセンターが開所しました!
3月30日、旧鵜鷺小学校跡地に移転新築を行った鵜鷺コミュニティセンターの竣工式を開催しました。
新しいコミュニティセンターは、木造平屋建て・延床面積497.80平方メートルで、朱色の石州瓦や漆喰調の外壁を採用するなど、鵜鷺地区の町並みとの調和を図った外観となっています。
また、バリアフリーにも配慮し、子どもから高齢者の皆さままで安心してお使いいだける施設となっているほか、太陽光パネルや蓄電池設備、備蓄機能も兼ねた倉庫、ヘリコプターの離着陸スペースなど、鵜鷺地区の防災拠点としての機能を併せもった施設となっています。
今後、さまざまなイベントや交流事業はもとより、安心して暮らせる地域づくりの総合拠点として活用していきます。
■旅伏小学校の開校式が行われました。
4月11日に旅伏小学校の開校式が行われました。
開校式には、児童や地域、学校関係者が出席し、新しい学校の誕生を祝いました。
旅伏小学校は、児童数208人で、3月末に閉校した国富小学校、西田小学校、鰐淵小学校、北浜小学校の4つの小学校が統合されてできたもので、明るく広々とした教室や充実した施設が整備されています。
式典では、教育長から校長先生へ校旗が授与され、代表児童からは「これからもっとお互いのことを知って、力を合わせながら、すばらしい旅伏小学校をつくっていきましょう。」とあいさつがあり、新たな学校生活への期待に胸を膨らませていました。
旅伏小学校が地域の子どもたちにとって学び舎として愛され、成長の場となることを期待しています。
■「里帰り!国宝青銅器―埋納の地へ―」展が始まりました。
荒神谷博物館では、青銅器発見40周年を記念して、国宝展「里帰り!国宝青銅器-埋納の地へ-」を4月9日から令和8年1月12日まで開催しています。荒神谷遺跡で発見された青銅器は全て国宝に指定されており、普段は島根県立古代出雲歴史博物館で保管・展示されていますが、耐震改修工事のため令和8年9月(予定)まで休館しています。
そこで、来年1月12日までは荒神谷博物館で、計4回の展示替えを行いながら、ご覧いただくこととなりました。
オープニングの4月9日には、島根県立古代出雲歴史博物館の錦織秀館長や荒神谷博物館の藤岡大拙館長、荒神谷博物館ボランティアガイドの会などの関係者が出席し、国宝展開幕を祝うセレモニーが行われました。
節目を迎えたこの年に、「里帰り」した国宝青銅器を多くの皆さまにご覧いただき、この地域の歴史文化が持つ圧倒的な魅力を感じていただけることを願っています。