- 発行日 :
- 自治体名 : 島根県益田市
- 広報紙名 : 広報ますだ 令和7年10月号
■精神科看護業務功労者の厚生労働大臣表彰を受賞されました!
松ヶ丘病院 理事 看護師の枡本典子さんが令和7年6月6日付けで精神科看護業務功労者の厚生労働大臣表彰を受賞され、7月2日に益田市役所を表敬訪問されました。枡本看護師は、永年精神科看護業務において真摯に尽力され、精神保健医療の向上に寄与されました。枡本さんは「看護師の役割は広がっている。関わっていただいた全ての人に大変感謝している。」と述べられました。これまで永年にわたり地域医療の発展に貢献されたご功績に敬意を表し、今後ますますのご活躍をお祈りします。
■「地域医療を守り育てる住民活動2025in隠岐」に参加しました!
7月12日に隠岐の島町の町民ホールで「地域医療を守り育てる住民活動2025in隠岐」が開催され、益田の医療を守る市民の会役員3名、市職員2名が参加しました。『地域医療を守り育てる住民活動』は、島根県内各地で地域医療を守るために活動している市民団体が一堂に会し、お互いの活動状況や抱えている課題について情報を共有し、県全体でネットワークを構築することを目的に毎年開催されています。
住民の医療への関心の低下や住民団体の高齢化、後継者不足が深刻化していることが分かり、こうした現状をより多くの方に知っていただき、行政と市民が連携して地域医療を支えていくことの重要性を改めて認識しました。また、隠岐の島で活躍されている若手医師や住民の皆さんが熱い思いを持って活動されている様子を伺うことができました。
■「周産期医療(お産)についての学習会」が開催されました!
7月25日に益田の医療を守る市民の会主催の第6回益田の医療体制に関する学習会が開催され、40名が参加しました。今回は益田赤十字病院の新田昌子助産師を講師としてお招きし、「周産期医療(お産)」についてお話しいただきました。
益田圏域では過去に医師不足によりお産が制限された経緯があり、産科医の負担を軽減しようと、今では多くの助産師が活躍されています。出産時だけでなく、産前・産後ケアなどを含む助産師による切れ目のない支援により益田のお産が守られています。
益田の医療を守る市民の会では、奇数月の第4金曜日に「益田の医療体制に関する学習会」を開催しています!
開催日時や場所、各回のテーマなど詳しくは市公式ウェブサイトでご確認ください。
■赴任医師歓迎事業を開催しました!
8月6日に益田赤十字病院において、新たに赴任された医師に歓迎の意を伝える「赴任医師歓迎事業」を実施しました。益田の医療を守る市民の会役員、市議会議員、益田保健所所長とともに訪問し、市民・議会・行政が一緒になって歓迎の気持ちを伝え、地元特産品や施設利用券などの歓迎品を贈呈しました。
今回7月1日付けで新たに赴任されたのは第一小児科の小川桃子医師です。小川医師からは「益田赤十字病院はエネルギーのある先生方が多く、活気のある病院だと感じている。これから益田圏域医療に貢献していきたい」と心強い言葉をいただきました。ぜひ益田の良さを感じていただき、益田の小児医療を守っていただけたら幸いです。
問合せ:市地域医療対策室
【電話】31-0213