- 発行日 :
- 自治体名 : 島根県益田市
- 広報紙名 : 広報ますだ 令和7年11月号
7月14日に大阪・関西万博の中国パビリオンにおいて開催された「浙江ウィーク・寧波デー」に、山本市長と福原前市議会議長が出席しました。
令和6年12月に山本市長を団長とする第17次益田市友好代表団が益田市の友好都市である中国・寧波市を訪問した際、湯飛帆(タン・フェイファン)寧波市長から、大阪・関西万博での寧波デーオープニングセレモニーへの招待が伝えられ、この度実現する運びとなりました。
中国パビリオンは「自然と共に生きるコミュニティの構築~グリーン発展の未来社会~」をテーマとした中国の伝統的な書道の巻物を広げた形をモチーフにした壮麗な外観。中国の伝統文化と最先端のデジタル技術が融合した展示が多数あり、世代や国を超えて多くの人の心に響く内容でした。
オープニングセレモニーは寧波市と友好都市交流関係を結んでいる日本の市町の関係者が多数出席し、盛大に開催されました。
寧波市の葉苗(ヨウ・ビョウ)副市長をはじめ、中国パビリオンのスタッフの温かい歓迎に加え、伝統芸能の公演も行われ、非常に印象深いセレモニーとなりました。
令和8年4月に「雪舟の郷記念館」のリニューアルオープンを予定していること、また同年10月には両市の友好交流議定書締結35周年を迎えることから、益田市にお越しいただき、両市の友好と記念館のリニューアルオープンをともに祝う計画をしています。
●寧波市ってどんなまち?
[寧波市(ねいは市・ニンポー市)]
天然の良港を持つ寧波市は、古くは明州(めいしゅう)や慶元(けいげん)と呼ばれ、日中交流史にたびたび登場します。大海原を渡った遣唐使が上陸し、鑑真や阿倍仲麻呂が日本を目指して船出しました。元寇の際には大軍が出港し、また勘合貿易の拠点ともなり、ときには倭寇が侵入した港でもありました。
中国大陸部の沿岸線の中部に位置し、世界屈指の港湾都市として栄えています。
・総面積 9,816平方キロメートル
・日本との時差 マイナス1時間
・戸籍登録人口 624.4万人(常駐人口977.7万人)
※2024年末時点
