文化 日本遺産 シリーズ6

■出雲國(いずものくに)たたら風土記~鉄づくり千年が生んだ物語~
地域に点在する文化や風習、文化財などを一つの「ストーリー」として文化庁が認定している日本遺産。そんな日本遺産に、たたら製鉄に関するストーリーが「出雲國たたら風土記~鉄づくり千年が生んだ物語~」として認定されています。
ここでは、日本遺産の構成地域である安来市・雲南市・奥出雲町が共同して、日本遺産の構成文化財を紹介します。

▽龍頭(りゅうず)が滝(たき)・八重滝(やえだき)(雲南市)
たたら製鉄には大量の水が必要です。雲南市では、龍頭が滝や八重滝の水などの自然環境を利用したたたら場が、江戸時代まで栄えていました。
また、この2つの滝は「日本の滝100選」に選ばれています。
龍頭が滝は、落差40mの雄滝(おだき)と落差30mの雌滝(めだき)からなり、雄滝の裏の洞窟から、珍しい「裏見(うらみ)の滝」を楽しむことができます。
八重滝は、8つの滝からなる約1.5kmの清流で、特に秋は紅葉のスポットとして多くの人が訪れます。

問合せ:観光振興課
【電話】23-3110