くらし 災害へ備えは万全ですか?(1)

近年、全国的に大雨などによる自然災害が相次いでいます。山陰地方で発生する豪雨災害は梅雨末期に起こることが多く、市内に未曽有の被害をもたらした令和3年7月豪雨災害も梅雨末期の大雨によるものでした。
そうした「出水期」を間もなく迎えます。いざというときに備えて、危険箇所や避難所の位置、避難方法などの確認が大切です。いつ災害が起きても慌てることがないよう、普段から災害に備えましょう。

■チェック 今すぐ確認!
●1 防災ハザードマップを確認しましょう
◇確認方法
・市ホームページで、WEB版ハザードマップやPDFデータを確認できます(右記二次元コードから確認できます)。
・防災ハザードマップは、防災安全課、総合センターで配布しています。手元に無い場合はお問い合わせください。
・防災ハザードマップを活用し、地域の危険箇所をあらかじめ確認しておきましょう。
※二次元コードは広報紙2ページをご覧ください。

◇自宅のある場所が浸水想定区域、土砂災害警戒区域内である場合
・大雨などにより災害が発生する恐れがあるので、避難が必要です。避難情報や気象情報などを確認して早めに避難しましょう。危険を感じたら避難情報の発令の有無にかかわらず避難しましょう。
・避難先は、指定避難所だけではありません。安全な親戚・知人宅やホテル・旅館などに避難することも考えてみましょう。

◎3月に、市内すべての県管理河川の洪水浸水想定区域が指定、公表されています。詳細な区域図は県ホームページ(右記二次元コード)で確認できます。
※二次元コードは広報紙2ページをご覧ください。

●2 避難にかかる時間を確認しましょう
・高齢者や障がい者、妊産婦、乳幼児などで、避難に時間がかかる場合は、警戒レベル3「高齢者等避難」で避難しましょう。
・警戒レベル4「避難指示」が発令されたら、危険な場所からは全員避難が原則です。

●3 避難場所を確認しておきましょう
◇指定避難所(兼指定緊急避難場所)
・自宅の近くにある指定避難所はどこにあるのか、事前に確認しましょう。右記二次元コードを読み取ると市ホームページを確認できます。
・「高齢者等避難」、「避難指示」など避難情報が発令されたら、安全安心メールや雲南夢ネットのデータ放送などで、開設されている指定避難所を確認しましょう。
・指定避難所は防災ハザードマップでも確認できます。
※二次元コードは広報紙2ページをご覧ください。

《指定避難所での生活が困難な方は「福祉避難所」へ避難していただく場合があります。》
福祉避難所へ避難していただく際は、家族などの介助される方と一緒に避難していただきます。

◎福祉避難所とは…
指定避難所での生活が困難な高齢者や障がいのある方など、特に配慮を要する方のために開設する避難所です。
福祉避難所となる施設は、普段から利用されている方のいる特別養護老人ホームなどであるため、その利用状況のほか、施設や周辺の被災状況などを確認し、受け入れ体制を整えた上で、必要に応じて開設します。

問い合わせ先:防災安全課
【電話】0854-40-1027