くらし 香木の森・いわみ温泉霧の湯3年ぶりに営業再開!

町有施設「いわみ温泉霧の湯」が4月24日、営業を再開しました。同日には内覧会もあり、霧の湯の新たな再出発を祝いました。

■再出発に向けて
霧の湯は3年ぶりの営業で、観光事業や地域産品を使った商品開発等を手がける一般社団法人「江の川さくらライン観光推進機構」(江津市、今井聖造理事長)が運営を担います。
再スタートにあたっては、新たに薪(まき)ボイラーを導入し、高騰が続く燃料代の低減と、町内産の木材を活用し、地産地消と経済振興にもつなげます。また、温泉水の循環ポンプや給水設備の改修、トイレの洋式化等、利便性を高くしました。
この他、女性が入浴後にスキンケアや化粧直しするスペースを整備したり、漫画コーナーを設置したりするなど、利用者がゆったりできる工夫も凝らしています。
併設のレストランも一新。地元産の野菜をメインに据えたバイキング形式を採用し、揚げたての天ぷら、蒸し料理などを味わうことができます。

■内覧会の様子
内覧会では、近隣の自治体や観光協会の関係者ら約50人が出席し、大屋光宏町長は「薪ボイラーの導入で農林業の振興にもつながる。町民に愛され、多くの人が来るようになってほしい。」と期待を込めました。
江の川さくらライン観光推進機構の植田智之専務理事は「ここができた原点に戻って、町民の方々に興味を持っていただけるような運営をしたい」と抱負を述べました。