くらし 地域の魅力とつなげる拠点「道の駅 邑南の里」にオープンした『観光案内所』を紹介

「道の駅邑南の里」がオープンして約3ヶ月が経過しました。土日は駐車場が満車になるなど、多くの人が訪れ、邑南町の新しい顔として定着してきました。
そんな「道の駅邑南の里」の玄関口に、「観光案内所」ができたことをご存知でしょうか?
今回はその観光案内所の村田さんに、「観光案内所」とはどんな場所なのかを紹介してもらいます。

■はじめに、観光案内所はどのようなことを行っているのですか?
訪れた人などに、町内の観光・イベント情報、飲食店の情報をお伝えしています。道の駅の入口にあるので館内のことを聞かれることも多いです。町外の人から、「邑南町に住んでいる知り合いを探しているんだけど、どこにいるんだ」という問い合わせを受けたこともあります(笑)。

■移転前の香木の森内に事務所があったころから、変わったことがありますか?
以前は、町内の人からの問い合わせや、電話での問い合わせが多かったのですが、道の駅に案内所ができてからは、多くの人と対面で応対する機会が増えたことが変わったところです。
対面だと、口頭だけではなく視覚を使ったたくさんの情報が伝えられるので、より効果的に観光情報が伝えられ、手ごたえを感じることができます。また、どこに行きたいか、何に興味を持ってもらえたかが分かるようになりました。

「道の駅邑南の里」の待合スペースに設置された邑南町のマップマップの下にはイベントのチラシが置かれています
各地域のイベント情報がマップ内で紹介されています

■なるほど、具体的にはどんなことに興味を持たれる人が多いのですか?
いまのところ、久喜銀山に興味を持たれる人が多いですね。
「石見銀山のほかにも銀山があるんだ」という様子です。他にも、ハンザケ自然館や旧三江線・宇都井駅、石見温泉霧の湯などを案内することが多いです。
イベント情報に興味を持たれる人も多く、入口のマップ下の棚に置いてあるチラシはすぐに無くなってしまいます。最近、問い合わせが多かったのが、10月に矢上地区で行われた「秋のフリマ」で、道の駅経由で多くの人が訪れたのではないかと思います。おもしろそうなイベントは県外・町外の人も積極的に情報を求められます。
意外だったところだと、実は邑南町内にはゆるキャラがたくさんいるんです。そのゆるキャラのグッズがよく売れますね。他にもカウンターのところに置いてある三江線の本などもよく手に取ってもらってます。絵葉書を買っていただくことも多いです。

■秋は町内ではイベントが多い時期なので、道の駅からお客さんが行ってくれると盛り上がりますね。
さいごに、これからどんなことを行っていきたいか、聞かせてください。
そうですね、ありがたいことに、道の駅にはたくさんのお客さんが来てくれています。この人達を、町内の各地に送り届けて、邑南町のファンを増やしていきたいです。そのために、ツアーなどの企画や、情報を集めPRを行っていきたいと考えています。町民の方にも、改めて邑南町の魅力に気づいてもらえるようなこともできればと考えています。

■インタビューに答えてくれた、(一社)邑南町観光協会常務理事の村田光治さん。自宅は手作りのログハウス
私たちが観光案内してます。
イベント・観光の情報発信をしたいなどあればご相談ください。気軽に立ち寄ってみてください。

問合せ:邑南町観光案内所
【電話】0855-83-1010【HP】https://ohnan-kanko.com/