くらし 〔特集1〕市民の安全・安心を守ります 防災危機管理センター

~防災・消防・水道の機能を集約!~
防災危機管理センターが12月23日に完成しました。市庁舎の防災・災害対応機能の強化や、大規模災害時に、業務や必要な行政機能を継続させるために整備を進めてきました。1月から、関係部署が順次移転し、業務を開始します。
各部署の連携を強化し、地震や浸水などの災害時における業務継続性の確保など、平成30年7月豪雨災害の経験も踏まえ、市の防災・災害対応拠点として活用していきます。

建物概要:
・鉄筋コンクリート造
・地上3階建て
・延べ面積…約6,200平方メートル

〔大規模災害に備えた強靭(きょうじん)な庁舎〕
関係部署が順次移転し業務がスタート!
・1階…1月13日(火)~ 水道料金本庁窓口(水道料金本庁窓口は1階ピロティ南側です(本庁舎側))
・2階…1月13日(火) 危機管理課、地域防災推進課/2月2日(月) 消防総務課、警防課、予防課、危険物保安課
・3階…1月13日(火) 水道総務課、水道サービス課、水道管理課、水道建設課

■建物と周辺の地盤に液状化対策
土の密度を高めて強固にし、災害時の液状化を防ぐように施工しています。

■水害時に水没しない位置に免震装置を設けた柱頭(ちゅうとう)免震構造
震度7の地震の場合でも、揺れを震度2相当に低減する免振装置を、水害時に水没しない1階の柱の上部に設置しています。

■災害時、会議室を応援職員の活動拠点に
1階に配置した複数の会議室は、災害時には自衛隊などの国の機関や他自治体の応援職員の活動拠点となるリエゾン室として活用。関係機関との会議や調整の他、り災証明の発行や各種支援申請受付の場所としても活用します。

■スペースを確保したピロティで搬入・搬出を円滑に
1階ピロティ(通路)は、災害時の資材の搬出などを考慮し、4トントラックが通行できる高さ・幅を確保しています。

■災害対応やライフラインの中核を担う部署を集約。非常時に備えて連携を強めます
災害対策を担当する部署や消防局を2階、水道局を3階に配置。災害対策本部室やオペレーションルームも設置して迅速に連携を図ります。本庁舎とも連絡通路で連結し、各部局とも速やかに連携します。
・災害時、オペレーションルームでは各種情報を整理・分析して全体を指揮

■ZEB(ゼブ)Ready(レディ)認証を取得
環境やコストに配慮し、電力などのエネルギー消費量が50%以上の省エネとなる、ZEB Readyの認証を取得しています。

■本庁舎と調和したデザイン
昭和55年に設計された本庁舎の基本コンセプト「緑の中の市庁舎」を継承したデザイン。市木「くすのき」が立ち並ぶ通路にも調和しています。

■水道局の防災危機管理センターへの移転に伴い、元の水道局庁舎に本庁舎内の窓口が一部移転します
本庁舎内でも、関連して順次移転しますので、来庁の際は移転先を確認してください。今後の情報は、「広報くらしき」や市ホームページに随時掲載します。
(詳細は本紙をご覧ください)

問い合わせ先:本庁舎エリア再編整備推進室
【電話】426-3130