くらし ほのぼの家族No.334 つながりの中で

祖母:高倉さんと今日久しぶりに会ったんだけど、息子さんのことをいろいろ話されてね。
母:たしか、知的に障がいがある息子さんと二人で暮らしているんだったわね。息子さん、仕事に行っているそうだけど、職場でどうされているのかしらね。
祖母:以前は作業が言われたようにできなくて、本人も落ち込んでいたんだけど、職場の人といろいろ話し合ううちに、得意な作業が見つかったんだって。
祖父:どんな作業をしてるんだ?
祖母:部品が型通りに完成しているかどうかを検査する作業で、今は生き生きと働いているんだって。
祖父:高倉さんも安心しとるじゃろう。
祖母:それがね、高倉さんも高齢になってきたから、「自分が死んだ後、息子はどうやって一人で暮らしていくんだろう」と心配されているのよ。
祖父:施設とかに入るんじゃだめなのか。
祖母:高倉さんもそのように考えられているんだけど、息子さんは、一人になっても、ずっとこの地域で暮らしたい気持ちが強いんだって。
祖父:なるほどのぉ。
祖母:通勤の途中などであいさつをしているうちに、いろいろと話をしてくれる人が増えたそうよ。地域の人の理解も進んでいるんじゃないかしら。
父:息子さんの気持ちを尊重して、地域のつながりの中で暮らしていってほしいな。
母:次の行事には、私も息子さんを誘ってみようかな。

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