くらし 【特集】ええがん、津山。(2)

■あなたが思う津山の1番!歴史・文化部門ランキング
◇第1位 城東地区の町並みや文化財 120票
・剣大刻印の水道管、石畳や建物の袖壁が歴史を感じさせてくれて良い!(なずさん)
・旧梶村邸は、江戸~大正が楽しめる、格式のある貴重な財産(真夏の入道雲さん)
・雨の日の軒下のにおいも、どこか懐かしい(ねこ侍さん)

◇第2位 津山城の歴史 112票
・エッジのきいた石垣がかっこいい(ごんがまごんちゃんさん)
・津山城から見た春の景色が自慢です(レモンティーさん)

◇第3位 洋学 78票
・宇田川榕菴(ようあん)の朝ドラを希望!(shisparesarさん)
・洋学資料館は広くて天井がかわいい(ササキさん)

■日本の科学に欠かせないあの「ことば」!
発明者は津山の洋学者だった!

普段使っているたくさんの言葉を津山ゆかりの洋学者たちが作ったらしいと知って、どんな言葉があるのか、どうしてその言葉ができたのかなどを調べました!

◇温度、酸素、水素、その言葉、実は…
昨年の夏はテレビから毎日のように最高気温のニュースが流れましたが、皆さんは「温度」という言葉を作ったのが、津山藩の藩医であった洋学者宇田川榕菴だということをご存じでしょうか。榕菴は他にも酸素、水素といった元素名や、酸化、還元など、化学や植物に関する訳語を数多く生み出し、小学校の理科で使われるものもあります。
津山洋学資料館 小島館長

◇なぜ訳語に漢字を使ったのか
江戸時代は鎖国政策を行っていましたが、享保の改革により西洋の書物の輸入は解禁されていました。しかし、海外から入ってくるものは危険視され迫害を受ける恐れがあり、洋学者たちは外国の言葉をそのまま受け入れるのではなく、異国的な印象を和らげ、日本人にも理解しやすくするため、漢字を使うという工夫をしました。

◇漢字を使いこなすのが知識人の証(あか)し
洋学者たちは翻訳を単なる言語の変換ではなく、異文化を理解し再構築しようと取り組みました。その基礎となったのが漢詩や中国医学、本草学など東洋の学問です。宇田川玄真は『医範提綱(いはんていこう)』で、臓器の名称の一部を、杉田玄白が『解体新書』で使用した訳語から、東洋医学で長く使われてきたものに戻しています。目新しいものに飛びつくのではなく、知識を広めるための最適を追求したのでしょう。

「玄真は、杉田玄白の訳語「薄腸」から「小腸」に戻しているね」

◇翻訳された言葉がなかったら?
「温度」をはじめ、津山ゆかりの洋学者が生み出した訳語は、母国語で高等教育を受けることができる世界でも希(まれ)な環境を作り、現代日本の発展へとつながりました。
津山洋学資料館には、偉大な先人の知恵と挑戦を学べる貴重な資料がたくさんあります。ぜひご覧ください。

■みんな知っとる?実は結構トクベツな津山
アンケートで寄せられた、あなたが知っている「実は津山が1番・唯一」の一部を紹介します。

◇本紙32ページでも紹介!展示数圧巻の20,000点!!「つやま自然のふしぎ館」
化石や、昆虫、貝類をはじめ、今では輸入が禁止されている貴重な動物たちが、躍動感あふれる剥製で展示されています。本紙写真のミナミゾウアザラシの剥製は日本に2体だけ!

◇日本にたった一両の最強ディーゼル「DE501」
まだ見たことない人は「津山まなびの鉄道館(大谷)」へ!旧扇形機関車庫も、実は京都の鉄道博物館に次いで日本で2番目の大きさです。

◇日本三大局地風の「広戸風」一つが津山に!
勝北地区に吹く局地的な大風。風が吹く前には「風枕」と呼ばれる笠雲が那岐連山に掛かります。地域の人たちは昔からこの雲が出ると大風に備えてきました。

◇日本唯一!「洋学」の資料館「津山洋学資料館」
日本初の本格的な西洋医学の翻訳書「解体新書」の本物も展示されています。

◇津山が売り上げダントツ 日本一「瓶チュー」
(オエノングループ合同酒精株式会社)
ホルモンうどんやそずり鍋などの肉料理と相性抜群!昔から地元で愛されるまさに津山の[ソウルリカー]

◇始まる時間が日本一遅い?「かもの花火大会」
会場近くを最終列車が通った後、午後9時50分からスタート。日本一始まる時間が遅いといわれています。

「お正月に友だちが帰ってくるし教えてあげようかな!」
「意外と津山っていろいろあるなあ。ええがん、津山。」

皆さんが知らなかった津山の「ええがん」は見つかりましたか。津山には、世代を超え愛され続けている場所やグルメ、歴史・文化がたくさんあります。
お正月に家族や親戚、友だちと集まったとき、話のネタに「実は津山にはこんなんあるんで!」と、紹介してみませんか。

皆さんにとって、新しい年がすばらしい一年になりますように。

紹介しきれなかったアンケートやコメントは市ホームページに掲載!

問合せ:秘書広報室
【電話】32-2029