- 発行日 :
- 自治体名 : 岡山県鏡野町
- 広報紙名 : 広報かがみの 2025年12月号
■「ノロウイルス」とは?
毎年、11月~2月にかけて多く発生する食中毒です。感染すると24~48時間発症し、吐き気・嘔吐・下痢・腹痛・発熱などが1~2日続きます。感染しても症状がない方や軽い風邪症状で終わる方もいますが、持病をもつ方や高齢者や乳幼児は重症化することがあるため、注意が必要です。感染経路や予防方法を正しく理解し、ノロウイルスによる食中毒を防ぎましょう。
◇感染経路
・食品から人へ
ノロウイルスに汚染された二枚貝などを加熱不十分で食べることにより感染する。
・人から食品を介して人へ
感染した人が排便後に十分手を洗わずに調理することで、食品にウイルスが移り、その食品を食べた人が感染する。
・人から人へ
くしゃみ・咳によりウイルスが空気中に飛散し、感染する。
◇予防方法
(1)持ち込まない
腹痛や下痢などの症状があれば、食品を直接取り扱う作業をしない。
(2)つけない
「調理前」「食事前」「トイレ後」などは石けんを使用し、しっかりと手を洗う。
(3)やっつける
加熱時は中心温度85~90℃、90秒以上で加熱する。
(4)広げない
食器や環境などの消毒を徹底する。嘔吐物などの処理の際、二次感染しないよう注意する。
■正しく手を洗えていますか?
予防方法の1つ、“(2)つけない”で必須の手洗いは、手指に付着しているウイルスを減らす最も有効な方法です!
下記は手洗いで洗い残しの多い部分です。手洗いの際に、より意識して洗ってみてください。
・指先
・手の平のしわ
・親指の付け根、ふくらみ
・手首
・爪と皮膚の間、甘皮の部分
◎指輪・腕時計は外しましょう!
お問い合せ先:鏡野町健康推進課
【電話】0868-54-2025
