くらし まちのわだい(1)

■[人権教育事業]10月14日 映画「青いライオン」鑑賞会を 10月19日 人権教育講演会を開催しました
令和7年度人権教育事業として、10月14日文化センターで、映画「青いライオン」の鑑賞会が行われました。この映画は、現在国内外で活躍されている自閉症のアーティスト(画家)、石村嘉成(いしむらよしなり)さんの半生と家族の愛を描いた作品です。夜の上映でしたが、多くの方が来場され、熱心に鑑賞されました。作品は大変好評で、嘉成さんを愛情をもって厳しく育てられたお母さまが亡くなられる場面では、会場のあちこちで涙を流す姿が見られました。
10月19日には、嘉成さんご本人と、父和徳(かずのり)さんを文化センターに迎え、「アーティスト石村嘉成のキセキ~発達障がいのわが子と歩んで~」と題した講演が行われました。会場では、作品の展示やグッズ販売も行われ、サインを求めて長蛇の列ができました。講演では、ご両親がわが子の発達障がいにどのように向き合い、嘉成さんがどのように成長されたかを和徳さんに語っていただきました。終わりには、舞台上で版画制作の様子を見せていただくライブドローイングが行われ、会場は大いに盛り上がりました。

問合せ:生涯学習課〔文化センター〕
【電話】36-3034

■[受賞]奈義町民生委員児童委員会の活動が評価されました
「優良民生委員児童委員協議会」表彰を受賞
北海道で開催された「第94回全国民生委員児童委員大会」において、奈義町民生委員児童委員協議会が「優良民生委員児童委員協議会」表彰を受賞しました。本表彰は優れた活動を行う自治体に贈られるもので、全国66自治体、岡山県内では奈義町と倉敷市のみが受賞しました。定期的な協議会の開催、出席率の高さ、福祉課題への取り組み、小・中学校でのあいさつ運動や教職員懇談会の実施、委員充足率100%の継続などが評価されました。
今後も地域の身近な相談役として活動して参りますので、お気軽にお声かけください。

問合せ:こども・長寿課
【電話】36-6700

■[10/12〜25]絵手紙ロビー展 開催
文化センターのロビーを会場に、文化協会主催による「絵手紙ロビー展」を開催しました。
この展示会は、文化協会所属の「絵手紙ほほえみ会」「絵手紙なでしこ会」の22名による作品展示で、毎月1回テーマを決めて制作した作品を発表したものです。今回は「野菜」「花」「父母への想い」「古い道具」などを題材に約400点の作品を展示しました。また、大判絵手紙約20点もロビーいっぱいに展示しました。
NHKテレビからの取材を受け、展示会の様子が朝夕合わせて3回テレビで放送されました。来場者は多く、好評を博しました。

問合せ:生涯学習課〔文化センター〕
【電話】36-3034

■[10/27]美作市・奈義町による観光振興に関する連携協定 締結
奈義町と美作市との間で「観光振興に関する連携協定」を締結しました。
この協定は、両市町の共通する観光資源と湯郷温泉・奈義町現代美術館など異なる観光資源の特色を生かすために、互いの観光施策等について連携・協力し、両市町の観光振興を図ることを目的に締結しました。
また、11月1日からは連携事業の一環として、岡山駅、湯郷温泉、ナギテラスを結ぶ無料シャトルバスの運行を開始しました。

問合せ:産業振興課
【電話】36-4114

■[おめでとうございます]長寿お祝い事業 上寿(100歳)およろこび状を贈呈
上原ふじ江(うえはらふじえ)さん(中島西) 大正14年10月28日生
100歳のお誕生日当日、町から上寿のおよろこび状を贈呈いたしました。当日は長年親しくされているお知り合いも同席され、「本当に人柄がよく、周りを明るくしてくれる方です」と温かい言葉が寄せられました。
上原さんは長年、地域で書道塾を開き、数多くの小・中学生に指導されてきました。字の美しさだけでなく、礼儀や姿勢を大切にする指導は、多くの子どもたちに今も受け継がれています。贈呈の場では終始お元気で、質問にもゆっくりと丁寧に答えてくださいました。「続けることが大事。教えている私も元気をもらっています」と笑顔でお話しされ、上原さんの穏やかな人柄があらためて感じられる時間となりました。
※「ふじ江」の「ふ」は変体仮名のため、かなに置き換えています。正式表記は本紙をご覧ください。

問合せ:こども・長寿課
【電話】36-6700