- 発行日 :
- 自治体名 : 岡山県西粟倉村
- 広報紙名 : 広報にしあわくら 2026年1月号
■水力発電について
今回は、村の再生可能エネルギーを支える水力発電についてです。水力発電は、水が高いところから低いところへ流れる力を使って、水車を回し、電気をつくる発電方法です。発電に大切なのは、水の量と落差。落ちる高さがあり、安定して水が流れている場所ほど、発電に向いています。
水力発電機は大きく「反動水車」と「衝撃水車」の二つに分けられます。水が水車を押し続けるか、ぶつかるかの違いです。例えば、第1発電所めぐみは『フランシス型』と呼ばれる反動水車です。水の圧力と速度が変化する際に生じる、押し返す力を利用して回転します。水の流れに包まれた水車が、ずっと押され続けているようなイメージです。このタイプは水の量が多く、落差が中くらいの場所に向いています。一方、第2発電所みおりは『ターゴ型』という衝撃水車の一種です。ノズルから出た水を羽根に直接当てて回す仕組みで、落差があれば水の量が少なくても力を発揮します。
川や水路の流れを活かし、地域で使う電気を地域でつくる水力発電は、昔から今まで、静かに暮らしを支え続けているエネルギーです。
