- 発行日 :
- 自治体名 : 岡山県西粟倉村
- 広報紙名 : 広報にしあわくら 2026年2月号
「百年の森林事業」の事業収支について紹介します。「百年の森林事業」とは、西粟倉村で実施している森林整備事業です。村の面積の93%以上を占める山林の整備を進め、村の雇用および人口の維持を目指しています。今回は、令和6年度の事業の収支内訳を例に、どのような収支でこの事業が実施されているのか、その中でも村民の財産である村有林がどのように整備されているのかをご紹介します。
補助金は「森林環境保全直接支援事業」という制度に基づき、県を通して交付されるもので、計画に沿って整備を進め、検査を経て受け取ることができるものです。
国・県の補助金を受けながら、将来へ続く健全な森林づくりを着実に進めています。
■百年の森林事業 全体収支

■百年の森林事業 施業費
事業費の中で最も大きな割合を占めているのが、森林の手入れにかかる「施業費」です。
具体的には、調査や設計、間伐・皆伐などの森林整備、作業道の整備や補修、岩の掘削や下刈りなど、森林を守り育てるために必要な作業が含まれています。
施業費には村の財源だけでなく、国や県の補助金も活用しています。


■百年の森林事業 村有林分収入
事業費の中には、伐採した木材を販売して得られる「原木販売収入」も含まれています。
原木販売によって得たお金は、村と山林所有者に分けられ、村の収入分のうち、村有林と民有林それぞれで整備を行った分が村の財源となります。
また、木材の販売には、運搬や品質の仕分け、記録や計算などに必要な費用がかかります。


これらを差し引いた金額が、最終的に村の収入として入ります。その収入は翌年度の森林整備費用に充てられ、次の森林づくりへとつながっていきます。
事業から得た収入が、また村の森の整備に生かされるこの循環が「百年の森林事業」の大きな特徴です。

■百年の森林事業お金の流れスキーム図

問合せ:産業観光課
