くらし 解説!村のあれってどうなっとん?西粟倉の「今」を紐解く(1)

■今月のテーマ
今年の村の予算ってどうなっとん?

▼はじめに
今回は、村の予算について紹介します。予算とは、1年間の村から入ってくるお金(収入)と、そのお金をどのように使うのか(支出)を決めたものです。
今回の特集では、令和7年度の予算の金額や内訳について、そのお金をどのように使うのか村の取り組みについて紹介します。
本紙表紙の写真は、地域脱炭素移行・再エネ推進事業で行われた中土居のしごと・くらし応援住宅に設置した太陽光パネルの写真です。令和7年度も引き続き他の住宅への整備を行っていきます。

▼令和7年度の予算について
令和7年度の当初予算が3月定例議会で議決されました。
予算の規模は、一般会計予算が対前年比0.3%減39億8119万8000円、これに特別会計と企業会計を合わせた総額は、対前年比1.3%減の47億220万6000円となりました

(単位/千円)

▼村の予算の内訳は?
▽自主財源…27.2%
税・使用料等国などに頼らず自主的に調達したお金です。この財源が多いことが望ましいです。

▽義務的経費
人件費、扶助費、公債費で、支出が義務付けられています。
物件費:委託料、使用料、手数料、旅費、交際費など
繰出金:特別会計に使用するお金

▼10年間の村の予算を振り返ってみると?
グラフのとおり大きい建設工事があったときに予算が上昇しています。また、10年間で予算が全体的に上がっているのは、物価や人件費の上昇によるものが大きいと考えられます。

(1)…H29~R2「あわくら会館建設」
(2)…R3~R4「100年の森のホテル栞」建設事業
(3)…R4~R7「脱炭素先行地域再エネ推進事業」

(円)