くらし 地域おこし協力隊便り Vol.119

■岡山万博レポート2025
地域おこし協力隊の里見です。9月28日、倉敷市児島駅で岡山万博が行われました。吉備中央町観光協会では、へそっぴーグッズ、ガチャガチャの販売、観光パンフレットの配布などを行い、吉備中央町の魅力をアピールしてきました。
そして今回は、高松農業高校の生徒、OBの皆さまと共同で「くさぎ菜クッキー」も販売しました。くさぎ菜クッキーとは、吉備中央町の郷土料理で使われるくさぎ菜と、吉備中央町産の米粉を使用したクッキーです。クッキーは米粉100パーセントで、グルテンフリー、無添加でお子さまにも安心して食べてもらえるので、とても人気でした。
当日は気候も良く、たくさんのお客様が来てくださり、とても充実したイベント出展になりました。また、高松農業高校の皆さまともお話ができました。日本の食料自給率は、先進国の中でも低い水準にあり、多くの食材を海外に依存しています。そして、高齢化による農業従事者の減少など、たくさんの問題があります。そんな中、生徒の皆さまは「日本の食料自給率を向上させるという課題に取り組んでいきたい」と、本当に素晴らしいお考えをお持ちでした。
高校生による米粉クッキーの販売は、日本の食料自給率向上に貢献するだけでなく、地域活性化、食育の推進などにつながる取り組みだと思いました。観光協会でも、引き続き色々なイベントや企画を立ち上げ、町を盛り上げていきますので、どうぞよろしくお願いします。

■[毎月実施中!]「吉備中央町で育った地産農産物を活かした手づくりワークショップ」
皆さん、こんにちは!地域おこし協力隊の中村です。今回は、9月から毎月企画している「吉備中央町で育った地産農産物を活かした手づくりワークショップ」のご紹介をします。
9月には、地域にある柚子を採らせてもらい、町内外の皆さんと柚子胡椒を手づくりしました。
10月には、地域のくさぎ菜(若葉摘みのワークショップも円城地区で6月に実施)を活かして、町産米粉を使ったグルテンフリーの「くさぎ菜米粉マフィン」作りのワークショップをしました。「わっしょい和んさか吉備高原フェスタ」でも販売し、完売しました。また、11月には、干し柿のワークショップを計画しています。
この町で育つ魅力的なものをピックアップして、みんなの手を介して美味しいものになったらいいな、という思いを込めて企画しています。一人でやると時間がかかったり、面倒だったりつまらなくなったりすることも、町内外から集った皆さんと交流し、楽しみながら完成する喜びに代えられたらいいな、と願っています。初めての方も、熟練の方も、教え合い、学び合い、分かち合う時間が関係人口の拡大になり、地域の未来につながると考えていますので、ご都合が合えばご参加くださると嬉しいです。
12月以降のワークショップも、日程が決まり次第、観光協会Instagramにアップしますので、ぜひチェックをお願いします!お電話(【電話】0866-56-7100定休日:火曜日・日曜日、祝日)でもお気軽にお問い合わせください。

▽ワークショップスケジュール2025-2026
9月20日(土)…柚子胡椒
10月4日(土)…くさぎ菜米粉マフィン
11月13日(木)…干し柿
12月(未定)…こんにゃく/おせち
1月(未定)…キムチ
2月(未定)…麹・味噌
3月(未定)…くさぎ菜米粉クッキー
※都合により内容が変更になる場合があります。
※日にちが未定のものは、協会Instagramで後日お知らせします。