くらし ひととひと まちとまちをつなぐ芸備線~芸備線再構築協議会で取り組む実証事業~

11月6日、第5回芸備線再構築協議会が広島市で開催されました。今回は、芸備線がもたらす地域経済効果などを確認するために取り組む実証事業や、列車の乗り込み調査などに取り組んでいる調査事業の進捗状況の報告などが行われました。

■主な報告内容
実証事業の報告では、増便・ダイヤ変更をはじめ、列車の到着と合わせた観光地への二次交通の運行、列車を活用したツアーやイベントなどといった取り組みの進捗状況について報告が行われました。
また、列車の乗り込み調査や実証事業と合わせて取り組んでいるアンケート調査の途中経過などについて報告が行われたほか、来年度は、鉄道以外の交通手段による実証事業を行っていくための予算化に向けた議論を幹事会で進めていくことについて、構成員間で合意しました。
夏から秋にかけて行われた列車の増便については、10月に開催された幹事会において、11月末から来年3月まで週1回の増便を行うとのJR西日本からの申し出を受け、構成員間で一致したことが報告されました。

■第5回芸備線再構築協議会での本市の意見
(1)現在の取り組みについて
・今は「芸備線の可能性を最大限追求する」段階であり、限られた期間内でさまざまな角度から可能性を探る取り組みを展開していく必要があることから、既に実施中の事業や企画段階の取り組みについて、利用者や関係者の意見に耳を傾け、予算や実施体制に制約がある中においても、内容をアレンジしていくという柔軟性も必要なのではないかと考える。
・これまで、地域で実施された関連イベントの運営や列車の到着時間に合わせて各駅で乗客に手を振っておられる住民の姿に多く触れる中で、芸備線の存在が地域の活力や愛着などといった定性的な価値につながっている部分があると実感している。
・そういった点も含め、本市が目指すまちづくりにおいて、芸備線をはじめとする地域の交通が果たす、地域経済効果だけに限らない価値や可能性を整理する中で、丁寧な評価・検証につなげてまいりたい。

(2)今後の実証事業について
・これまでの協議で共通認識となっている、4月以降の芸備線の可能性を最大限追求するための実証事業の継続について、軸となる増便の対応や年度当初からの速やかな事業実施が図られるよう、予算面や事業の内容に係る協議についても、幹事会にご指示いただくようお願いする。
・来年度、鉄道以外の交通手段による実証事業を実施・検証していくことについての異論はない。
・そのための事業費を来年度の当初予算に計上するためには、沿線各自治体が議会に対し、事業概要や事業費について説明ができ、理解が得られる内容であることが前提であると考えている。

■今後のスケジュール
令和7年12月
第7回芸備線再構築協議会幹事会
令和8年1月
第8回芸備線再構築協議会幹事会
令和8年3月
第6回芸備線再構築協議会

詳しい内容や当日の資料は中国運輸局ホームページに掲載されています
実証事業の最新情報は、キャンペーンサイトをご覧ください
本紙を参照ください

問合せ:地域交通課芸備線対策係
【電話】0824-73-1171