くらし 「未来の庄原を語ろう」-第3期長期総合計画の策定に向けて-

現在市では、令和8年度から始まる「第3期庄原市長期総合計画」の策定を進めています。この計画は、これからの10年間における庄原市のまちづくりの基本的な方向性を示すもので、市民の皆さんと将来像を共有し、共に描いていくための重要な指針です。策定に向けては、世代や立場を問わず市民の声を反映するため、幅広い世代を対象としたアンケートに加えて、全3回の「ワークショップ」を開催しました。
このワークショップには、高校生からシニア世代までの市民、事業者、学生、市職員など、多様な立場の人に参加いただき、まちの未来を語り合いました。

1 第1回ワークショップ
第1回では、「将来のまちの姿を考えよう!」をテーマに、庄原市の魅力や課題、そして10年後にどのようなまちになって欲しいかについて意見を出し合いました。「若い人が帰って来られるまちに」「医療や買い物が困らないまちに」といった、日々の暮らしの中で感じている課題や希望について、活発な意見が交わされました。

2 第2回ワークショップ
続く第2回では、前回の議論を踏まえ、「理想の庄原市を実現するための取組を考えよう!」をテーマに、前回出された将来像を実現するための具体的な取り組みについて話し合いました。「交通・インフラ」、「にぎわい・娯楽」や「仕事・産業」をテーマに、参加者が自ら選んだグループで意見交換を行い「空き家改修による若者の居場所づくり」や「後継者確保のための全国募集と支援制度」といった、多様な視点からの具体的な提案がありました。

3 第3回ワークショップ
そして6月に行われた第3回では「協働のまちづくりに向けた取組を考えよう!」をテーマにこれまでのワークショップで出た意見を基に、より具体的なプロジェクトの検討方法について議論しました。市民が主体となってまちを良くしていくという意識の高まりが見られ「自分たちで未来をつくる」という機運が広がる、有意義な時間となりました。

ワークショップでの議論において、参加した皆さんから提出された貴重な意見などは、第3期庄原市長期総合計画やさまざまなまちづくりの施策に盛り込めるよう努めていきます。

問合せ:企画課企画調整係
【電話】0824-73-1128