子育て 学力調査結果から今後の取り組みへ

本年度も全国学力・学習状況調査および広島県児童生徒学習意識等調査を行いました。
庄原市の児童生徒の学力や学習の状況は次のとおりです。

■全国学力・学習状況調査の結果
文部科学省が行う、全国学力・学習状況調査が4月17日に実施され、小学6年生と中学3年生が参加しました。
(※中学校理科は4月14日~17日の期間に実施)

各教科の平均正答率(%)

(%)

※庄原市・広島県の平均正答率は整数値で公表

小学校では、国語および理科の正答率は県・全国平均を上回っている一方で、算数については、県・全国平均を下回る結果となりました。調査の結果から、基本的な計算の仕方は理解していても、計算の仕方について統合的・発展的に考察することや、数や言葉を用いて記述することに課題があることが分かりました。
中学校も同様に、国語および理科の正答率は県・全国平均を上回っている一方で、数学的な表現を用いて説明・回答することに課題があることが結果から明らかになりました。
今後は、すべての児童生徒が、習得しなければならない知識・技能を確実に身に付けることができるよう、それぞれの学年で基礎・基本の徹底を図り、学習内容の確実な定着につながる実践を行います。

■広島県児童生徒学習意識等調査の結果
広島県教育委員会が行う児童生徒学習意識等調査が6月10日~20日に実施され、小学5年生と中学2年生が参加しました。

図1 家庭学習

図2 意識調査

表1 平日のスマートフォンの使用時間

図3 読書活動

※図1~3の割合は「よくあてはまる」「ややあてはまる」と肯定的に回答している割合

家庭学習(図1)は、小学5年生では、いずれの項目も県平均と同程度であるのに対して、中学2年生は、いずれの項目においても県平均を下回っています。確実な学習習慣の定着に向けて、学校と家庭が一緒になって支援をしていくとともに、小学校の家庭学習習慣を、中学校でも継続できるような取り組みが必要です。
一方、自己理解についての項目を問う意識調査(図2)は、いずれも高い割合となっており、家庭や学校でのさまざまな体験を通した学習が子どもたちの自己形成につながっていることが分かります。
こうした中、児童生徒のスマートフォンの使用時間は年々増加しており、小学5年生は約30%、中学2年生は約50%が1日2時間以上使用している結果となりました。(表1)
長時間のスマートフォン使用における身体への弊害がさまざまに報告されている中、今後も家庭においてスマートフォン使用のルールを作っていくとともに、スマートフォン以外の各メディアとの接し方についても考える機会を作っていきましょう。
読書活動(図3)は、小学5年生、中学2年生ともに、「好きな本がある」と回答した割合が高く、多くの児童生徒が読書を楽しみ、本の面白さや魅力を感じ取ることができていることが分かります。これからも読書が好きな児童生徒が増えるよう、家庭でもぜひ一緒に読書をする時間を作ってみてください。
今後も市教育委員会では、児童生徒の望ましい生活習慣の定着と学力の向上に向け、家庭・学校・地域が連携した取り組みを進めていきます。

問合せ:教育指導課指導係
【電話】0824-73-1184