- 発行日 :
- 自治体名 : 山口県下関市
- 広報紙名 : 市報しものせき 令和7年12月号
■第72回 全国高等学校ワープロ競技大会 団体の部 準優勝
関商業高等学校ワープロ部
富澤 尊さん(2,204字)
別所 実桜さん(1,952字)
徳永 愛菜さん(1,948字)
中川 陽翔さん
自分はもう趣味ですね
カッコイイじゃないですか速く打てるのって
10分間で何文字打てるか。タイピングの速さと正確さを競う全国大会で準優勝に輝いた、下商ワープロ部を紹介します。
3人の総字数で順位が決まる団体戦の第1打者を務めるのは、小学校からタイピングが趣味だったというエース富澤さん。冷静な部長・徳永さんが続き、出番まで約1時間の静寂に耐える第3打者は、緊張に強い別所さんです。
1文字間違えるごとに、10文字分が減点。恐れず攻めるか、確実に刻むか。呼吸さえも忘れそうなほど張り詰めた空気の中で始まった、全国47校の戦い。競技は個人、けれど心の奥では仲間の存在を感じながら、皆で打ち込んだ純字数は、6,104字に達していました。
練習では1日に6題をこなし、採点結果をデータにして練習成果を部内で共有。この仕組みを導入した渡辺忠彦先生は「勝ちたい気持ちが特に強いチームだった」と大会を振り返ります。
