- 発行日 :
- 自治体名 : 山口県下関市
- 広報紙名 : 市報しものせき 令和7年5月号
■第20回 北九州レスリングフェスティバル 優勝
大野 芽唯さん
北九州レスリングフェスティバル小学生3〜4年女子の部で優勝した、TOYORAKIDSレスリングチームに所属する大野芽唯さんを紹介します。
▽一番の楽しみはレスリング
大野さんがレスリングを始めたきっかけ。それは、「長府の寺子屋」という、豊浦高校の生徒が競技の指導をする講座に参加したことでした。もともと体を動かすのが大好きな大野さん。タックルで相手をきれいに倒す体験をしたことで、すっかりレスリングの魅力に取りつかれ、小学3年生の春、TOYORAKIDSに入部しました。
得意技は片足タックル。技が決まりやすいように相手を誘導し、懐に飛び込み片足をつかんで相手を崩していきます。
大野さんが出場した大会には、九州・中国・四国地方から各地区の強豪選手が参加。自分より体の大きい選手との戦いも経験しました。「最初は怖くて負けるかもしれないと思ったけど、ポイントが取れたら勇気が湧いてきて、立ち向かうことができました」と大野さんは振り返ります。
▽期待せずにはいられない大野さんの魅力
自身も国体優勝経験がある山本貴裕ヘッドコーチは、「何より頑張りたいという気持ちが強い。教えたことを素直に聞いて、真っすぐ一生懸命に練習するので、どんどん強くなっていく」と大野さんを絶賛。これから全国レベルの戦いを経験させたいと、指導に熱が入るのもうなずけます。
これからの目標を「今は全国大会で金メダルを取ること。将来はオリンピックで金メダルを取ること」と、あっさり言ってのける大野さん。まるでレスリング界が、大野さんが来るのを待っていたかのようです。
・試合前の勝負飯は、塩昆布と枝豆とサケと卵が入った、お母さん特製おにぎり。
・柔道・レスリング経験のある山本貴裕ヘッドコーチ。子どもから大人気。
・豊浦高校レスリング部の下部組織TOYORAKIDSレスリングチーム(代表:渡邉)。年少児から中学生が汗を流す。
・長府城下町マラソン2025 2km小学生女子1~4年生の部で陸上部や野球部を抑えて優勝。