スポーツ Next Generation’s Hero

■「応援してくれる地元・下関の皆さんへ恩返しできるよう、メダル目指して精一杯頑張ります!」
東京2025デフリンピック 男子400メートルハードル 日本代表
岡山大学3年 石本龍一朗さん

デフリンピックは、聴覚障害のある選手による国際スポーツ大会。スタート等の合図は、音でなく、光で行われます。聴覚障害はパラリンピックの対象外のため、4年に一度のこの大会が最大の舞台です。
岡山大学3年の石本龍一朗さんは、下関出身。生まれつきの難聴で、聴覚支援機器を使って生活しています。中学で陸上を始め、健常者と同じ大会に出場。下関西高等学校在学時は中国高校総体で力を出し切れず敗退、大学でも怪我が続き、陸上をやめようと思ったこともあったとか。そんなとき、ろう学校時代の友人に教えられたのが「デフリンピック」の存在でした。
大きな目標を見つけたことで気持ちを切り替え、努力を重ね、令和6年のデフ陸上日本選手権で大会新記録を出して優勝。今年5月の代表選考会も制し、日本初開催となる東京2025デフリンピックへの出場を勝ち取りました。

▽東京2025デフリンピック情報
期間:11月15~26日
場所:駒沢オリンピック公園総合運動場ほか

▽大会ポータルサイト
【URL】https://deaflympics2025-games.jp/