くらし 市長コラム 希望の風(市長の部屋)

■にぎわい戻る 市民の台所 ~新鮮活魚 唐戸朝市~
こんにちは! 前田晋太郎です。
皆さんは唐戸市場に行ったことはありますか? 唐戸市場は、全国の観光施設ランキングでも常に上位に入る、人気の観光地です。一方で、市民の台所として、水産物の流通において大切な地方卸売市場でもあります。
しかし、地域の食を支える市場としてみると、今では市民の日常的な利用が減り、にぎわいが失われつつあります。
そこで、唐戸市場の魅力を市民の皆さんに再認識していただき、地元の水産物を身近に感じてもらうために、6月初旬に「新鮮活魚 唐戸朝市」と題して、朝市イベントを開催! 32店舗が参加され、平日の8日間でなんと来場者が1万人を超える大盛況となりました。
私は初日に参加しましたが、角島沖で獲れたクロマグロの新鮮・激安のお刺身ブロックをはじめ、魚介類から野菜まで、つい財布のひもが緩んでしまうほど魅力ある品物がたくさんそろっており、改めて「下関市の水産って素晴らしい!」と、誇らしい気持ちになりました。
市民の皆さんに、地元の新鮮な魚の魅力をもっと意識していただき、おいしく食べてもらえるよう、秋には「魚食普及条例」の制定を検討しています。
皆さん、市民の台所・唐戸市場と、水産のまち・下関を、一緒に盛り上げていきましょう。