- 発行日 :
- 自治体名 : 山口県萩市
- 広報紙名 : 広報はぎ 2025年12月15日号
条例の改正から協議会の設置、そして新しい取組みがはじまります
■萩まちじゅう博物館とは?
萩まちじゅう博物館は、毛利輝元の萩開府からちょうど400年後にあたる平成16年に、萩博物館の開館と合わせ、萩市全域を屋根のない博物館と見立てた取組みとしてスタートしました。
萩に暮らす人々が、萩の魅力を再発見するとともに、かけがえのない「萩のおたから」を守り育てながら、誇りをもって伝え、活用していこうとする取組みです。
昨年に取り組みから20年を迎え、この間に社会も萩も大きく変化したことに対応するため、市と市民の協働に向けた新たな取組みが始まっています。
1.萩まちじゅう博物館条例の改正
本年9月議会において萩まちじゅう博物館条例の改正が議決されました。
・「萩に生まれたこと、萩で暮らすことを誇りに思う」を理念として掲げました。
・市と市民の協働の取組みによる萩のおたからの保存と活用の内容を具体的に定めました。
2.萩まちじゅう博物館推進協議会を設立
▽萩まちじゅう博物館推進協議会

事務局:まちじゅう博物館推進課・文化財保護課
条例に定めた市と市民の協働を進めるため、本年11月に萩まちじゅう博物館推進協議会が発足し、この下に具体的な取組みを進める5つの部会が置かれました。
萩まちじゅう博物館構想を進めるための基本計画・行動計画として、昨年に国の認定を受けた萩市文化財保存活用地域計画を位置づけ、協議会において進捗状況を毎年チェックします。
▽内容
・萩市の文化財と取り巻く環境
・2つの歴史文化の特性
・9つの萩ものがたり(ストーリー)
・保存・活用に関わる措置(事業や活動)
3.市と市民の協働の取り組み
萩市民の団体や事業者が自ら企画・運営するプログラムを集めた萩まちじゅう博覧会を推進します。
これまでの萩検定を、地域を歩きながら地域を学ぶ萩おたからツーリズムに発展させます。
▽11/30萩おたからツーリズムin江崎を開催しました!
港町として栄えた江崎のひみつを探索!お天気にも恵まれ、港町のゆったりとした空気を味わう、心地よい旅となりました。
▽チェック
萩まちじゅう博物館の概要や改正した条例の全文などをまとめています!
問合せ:まちじゅう博物館推進課
【電話】25-3290
