- 発行日 :
- 自治体名 : 山口県萩市
- 広報紙名 : 広報はぎ 2025年12月15日号
私事でございますが、10月20日から胃がん治療のため対外的な公務を休ませていただきました。この間、市民の皆様に、多大なるご心配とご迷惑をおかけいたしましたこと、心よりお詫び申し上げます。
おかげさまで、手術及び経過は順調で、11月7日より完全に公務へ復帰しております。療養のため、予定しておりました「一日市長室」を延期させていただいたほか、阿武川ダム完成50周年記念の「ふるさと里帰り懇談会」や「明治日本の産業革命遺産」世界遺産登録10周年記念シンポジウムといった、萩市にとって意義深い行事に出席が叶わず、大変心苦しく感じております。
私の療養中に、様々な事業や行事を支えていただいた市職員の皆様はもとより、温かいご理解を賜りました関係者の皆様に心から感謝申し上げます。休養をいただいた分、気力、体力ともに一層充実し、体調は万全です。引き続き、山積する課題に真摯に向き合い、「現場第一主義」を基本として、市民の皆様との対話を重ね、「有言実行」の姿勢で、全身全霊をもって市政に取り組み、「明るく元気で笑顔のある萩」の実現を目指し邁進してまいります。
最後に、私のがんは人間ドックにおいて初期の段階で発見できたため、大事に至ることなく公務へ復帰することができました。この経験を通じて、病の「早期発見・早期治療」の重要性を改めて痛感したところです。
健康は、ご自身だけではなく、ご家族にとってもかけがえのない宝です。命を守るため、市民の皆様方におかれましても、定期的な健康診断を必ず受診いただきますよう、心よりお願い申し上げます。
萩市長 田中文夫
