くらし 令和7年度 沖灰場・新地地区を対象とした津波避難訓練を実施

◆支援対象者の避難支援を含めた避難行動を訓練しました
令和7年12月7日9時から、南海トラフ地震を想定した沖灰場・新地地区の津波避難訓練を行いました。
当日は、沖灰場・新地地区の町民の皆さま約80名のご参加とともに、避難支援の職員、消防団を含めて合計約130名が参加しました。
この訓練は、午前9時の南海トラフ地震発生による緊急地震速報から開始し、町は地震発生後の津波の到来を予期して、三井化学株式会社岩国大竹工場との協定に基づき避難所開設の要請を行うとともに、三井化学記念体育館に職員を派遣して開館・引継ぎを行い、速やかに避難所を開設し、避難者の受け入れ体制をとりました。
その後、和木町を含む瀬戸内海沿岸に津波警報が発表され、これを受けて町は「避難指示」発令の防災行政無線による訓練放送を行い、これを合図に、沖灰場・新地地区住民の徒歩による一斉避難が開始されました。また、この避難には沖灰場・新地地区の個別避難計画による支援対象者に対しては、地域の支援者又は町から連絡して避難を開始していただきました。この際、徒歩移動が困難な方は、町職員又は消防団員が車椅子により自宅から避難所への避難支援を行いました。
避難所に到着したら、1階の玄関ホールより3階アリーナの収容場所までは階段移動となります。このため車椅子で到着された歩行困難な方は、消防団員が「電動階段昇降機」を使用して階段移動を支援しました。
3階アリーナでは、非常食の炊き出し、避難所に滞在する際の間仕切り、簡易ベッド、簡易トイレ等の展示、そして防災講話を行いました。その後、三井化学株式会社岩国大竹工場の担当者及び災害対策本部長から参加者への挨拶が行われました。
近年、東日本大震災や能登半島地震に見られるように、突然の激しい地震動の後に、津波が到来して大きな被害が発生していることから、町民の皆さまにおかれましては自分事と捉えていただき、家具の転倒防止やガラスの飛散防止の地震対策とともに、防災リュックやヘルメット等の準備、事前に避難先や経路を確認しておく等の「平素の準備」をお願します。
町は、今回の訓練成果を踏まえて、地域と町、消防団が連携した避難支援体制による「逃げ遅れゼロ」を目指すとともに、避難所の滞在環境の更なる充実を図ってまいります。